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IKEAの家具は引っ越しで断られる?解体できないときの対処法は?

この記事でわかること
  • 引っ越しの際にIKEA家具の運搬が断られる理由
  • IKEA家具を引っ越しする際の注意点
  • IKEA家具を引っ越し業者が解体できないときの対処法
  • IKEA家具を解体・再組み立てするメリット・デメリット
  • IKEA家具に対応しているおすすめの引っ越し業者

スウェーデン生まれのおしゃれな家具として人気があるIKEA(イケア)の家具ですが、実は引っ越しでは運搬を断られることがあります。

そのため、引っ越しの際に「IKEAの家具がありますか?」と聞かれることもあるため、これからIKEAの家具を引っ越ししようと考えている人は注意が必要です。

この記事では、IKEA家具が引っ越しの運搬で断られてしまう理由や、IKEA家具を引っ越しで運ぶ際の注意点についてまとめています。

現在、IKEA家具を使っていて近々引っ越す予定の人は、ぜひチェックしてみてください。

目次

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IKEA家具が引っ越しで運搬を断られる理由

では、どうしてIKEA家具は引っ越しで断られたり、敬遠されたりしてしまうのでしょうか。

IKEA家具が避けられる理由として、以下のようなことが考えられます。

IKEA家具が引っ越しで断られる理由
  • 部屋から出せないから
  • 分解が難しいから
  • 再組み立てができないことがあるから

IKEA家具が引っ越しで断られる理由①部屋から出せないから

IKEAの家具は、自分で組み立てるDIY方式のものが多いです。

組み立てる前は、バラバラの状態でコンパクトにまとまっているため、部屋への出し入れも簡単に行えます。しかし、一度組み立ててしまうとかなり大きくなってしまうことが多く、そうすると部屋から出せなくなってしまいます。

組み立てたIKEA家具がドアから出せなかったため、ベランダから吊り下げ・吊り上げで運搬したという例もあります。このように家具の出し入れで特別な用具が必要になることもあるため、IKEAの家具は引っ越し業者から敬遠されてしまうことがあります。

もちろんドアから出し入れできるサイズならば、通常の引っ越しでもまったく問題ありません。そのため、引っ越しの見積もりの際には、家具のサイズについてもよく伝えておくといいでしょう。

IKEA家具が引っ越しで断られる理由②分解が難しいから

IKEAの家具は一度組み立てると分解するのが難しいことが多いです。

引っ越し業者は運搬することにかけてはプロですが、分解することについてはプロではありません。ベッドを解体するのに何時間もかかってしまうようならば、ほかの作業に時間を割きたいところでしょう。そのため、IKEAのベッドは運搬が断れることがあります。

ただ、あらかじめIKEAの家具を分解しておけば、運搬を引き受けてもらえることが多いです。

もしIKEAの家具を引っ越しで持っていくことを考えているならば、あらかじめ自分で分解しておくのも選択肢の1つです。

IKEA家具が引っ越しで断られる理由③再組み立てができないことがあるから

IKEAの家具は分解するのが難しいのですが、再組み立てするのもまた難しいです。

せっかく苦労して分解したのに、再組み立てしたらガタガタになってしまい、まともに使えなくなってしまったというケースもあります。IKEAの家具は解体してから再組み立てするような構造になっていません。一度ねじや金具をつけたら、二度と外さないことが前提となっているため、再組み立てには向いていないことが多いです。

中には留め具を木工用ボンドで固定してしまうこともあるため、解体は再組み立てがほとんど不可能な場合もあります。

引っ越しで敬遠される分解が難しいIKEA家具

IKEAの家具すべてが分解が難しい訳ではありません。

ただ、実際のところ分解が難しいIKEAの家具は多いです。中でも分解が難しいIKEAの家具は以下の通りです。

分解が難しいIKEA家具
  • ベッド
  • ワードローブ

分解が難しいIKEA家具①ベッド

IKEAの家具の中で、解体と再組み立てがもっとも難しいと言われているのがベッドです。

ベッドはサイズが大きいため、引っ越しの際には解体しないと搬出・搬入できないことがほとんどです。IKEAのベッドは海外製品ということもあり、日本製品のベッドよりもサイズが大きいことがあります。

分解して一部の板を取り外したときに、ほかの接続部分に負担が生じてしまうトラブルや組み立てるときに支柱の対応位置がわからなくなるなどのトラブルも起こる場合があります。

分解が難しいIKEA家具②ワードローブ

IKEAのワードローブも解体と再組み立てが難しいと言われています。

ワードローブとは衣類を収納する棚のことです。IKEAのワードローブは自由に組み合わせる形式のものが多く、作りが複雑になっています。また、壁面収納タイプのワードローブはサイズがとても大きく、そのまま運搬することはできません。解体して再組み立てするのにも非常に時間がかかります。

背板に釘がたくさん打ち込まれている場合もあり、そうしたときは1つ1つすべてを抜いていかなければなりません。そのため、解体するのにとても時間がかかってしまいます。

IKEA家具を引っ越しする際の注意点

では実際にIKEA家具を引っ越しする際には、どういったことに気をつければいいのでしょうか。

IKEA家具を引っ越しする際の注意点についてまとめました。

IKEA家具引越しの注意点
  • 部屋から運び出せるサイズか確認する
  • 引っ越し業者がIKEA家具に対応可能かどうか
  • 専門業者に解体・組み立てを依頼
  • 保証がつかない

IKEA家具引越しの注意点①部屋から運び出せるサイズか確認する

まず所有しているIKEA家具が部屋から運び出せるサイズかどうか確認しておきましょう。

IKEA家具は後から組み立てるタイプのものが多いため、部屋に入れることは簡単ですが、部屋から出すのが難しいことが多いです。思っていたよりも大きさがあり、部屋から出せないというケースもよくあります。

部屋から出せたとしても廊下を通ることができないというケースもあるため、屋外まで運び出せるかどうかよく確認しておきましょう。

IKEA家具引越しの注意点②引っ越し業者がIKEA家具に対応可能かどうか

引っ越し業者に依頼するときに、IKEA家具に対応しているかどうかもよく確認しておきましょう。

中にはIKEA家具は運んでくれないという引っ越し業者もあるため、注意が必要です。見積もりの際に備考欄に「IKEA家具あり」などと明記しておくのがおすすめです。

IKEA家具があることを事前に知らせておけば、当日になってトラブルになるような心配もありません。

IKEA家具引越しの注意点③専門業者に解体・組み立てを依頼

引っ越し業者に断られてしまうことがあるIKEA家具ですが、中にはIKEA家具の解体や組み立てを専門で行っている業者もいます。

こうした専門業者に依頼すれば、引っ越しができるよう分解してもらうことができます。専門業者は再組み立ての際に、新しい釘を使うなどして、耐久性についても考慮していることが多いです。

自分で解体すると耐久性に不安が残りますが、こうした専門業者に依頼することで安心して再びIKEA家具が使えるようになります。

IKEA家具引越しの注意点④保証がつかない

IKEA家具の引っ越しでは、分解しなければならないことが多いです。

ただし、IKEA家具は分解することを想定していないため、一度分解して再組み立てした家具には保証がつかなくなってしまいます。

イケアの家具の大半は組立て式ですが、完成後に解体することを前提として設計されておりません。そのため一旦解体した家具を再組立てした場合、ネジ穴やパーツに設計以上のすき間が発生し、製品全体が本来の性能を満たせなくなることがございます。

組み立てについて | IKEA公式サイト

分解して再組み立てする場合は、自己責任になるため注意しましょう。

IKEA家具を引越しで解体できないと断られたときの対処法

IKEA家具の引っ越しの際、引っ越し業者に運搬できないと断られた場合、どうすればいいのでしょうか。

解体できないと断られたときは以下の選択肢が考えられます。

IKEA家具を解体できないときの対処法
  • 自分で解体・組み立てを行う
  • 不用品として回収してもらう
  • リサイクルショップで買い取ってもらう

IKEA家具を解体できないときの対処法①自分で解体・組み立てを行う

引っ越し業者にIKEA家具を解体できないと断られた場合、自分で解体してしまうのが選択肢の1つです。

IKEA家具を解体する際は、事前に毛布やビニールシートなどを敷いておき、床が傷つかないよう準備しておきましょう。また、IKEA家具を解体する際に、木材や金具などでケガをする可能性もあるため、手袋や軍手などをしてから作業するようにしましょう。

家具の分解は部屋から運び出せるサイズにすればOKです。そこまで細かくする必要はないため、ムダに細かく分解しないように気をつけましょう。

IKEA家具を解体できないときの対処法②不用品として回収してもらう

IKEA家具は分解することを想定していないため、一度解体すると耐久性が落ちてしまう可能性があります。

そうすると苦労して運んだのに、結果として引越し先ですぐに壊れてしまう可能性も十分に考えられます。

そうしたリスクを踏まえ、あらかじめ不用品として回収してもらうのも有効でしょう。不用品回収業者に依頼すれば、IKEA家具も問題なく引き取ってもらえます。ただし家具の大きさや状態によっては処分費用が高くなってしまうため、事前にしっかり見積もりをとっておきましょう。

不用品回収業者の中には悪質なところもあるため、安いからといってすぐに依頼しないようにしましょう。また、日にちは限定されてしまいますが、粗大ゴミとして回収してもらう方法もあります。

IKEA家具を解体できないときの対処法③リサイクルショップで買い取ってもらう

IKEA家具を新居で使う予定がないならば、引っ越し前にリサイクルショップなどに買い取ってもらうのもいいでしょう。

処分できるだけでなく、ちょっとした収入にもなるため、引っ越し費用に充てることができます。

ただし、IKEA家具は大きいものだとリサイクルショップでも買取を断られてしまうケースがあります。

IKEAでも家具の買い取りサービスを行っています。不要になった家具については状態に応じた金額をリターンカードで還元してくれます。さらにIKEA FamilyおよびIKEA Business Networkメンバーの方であれば査定額に10%上乗せされるため、会員になっている場合は問い合わせてみるのもおすすめです。

IKEA家具を解体・再組立するメリット・デメリット

IKEA家具を解体・再組立することにはどういったメリット・デメリットがあるのでしょうか。

自分で行う場合と業者に依頼する場合にわけて、まとめてみました。

IKEA家具を解体・再組立するメリット・デメリット
  • IKEA家具を自分で分解するメリット・デメリット
  • IKEA家具の分解を業者に依頼するメリット・デメリット

IKEA家具を自分で分解するメリット・デメリット

IKEA家具を自分で分解するメリットは、余計な費用がかからないことです。

業者に分解を依頼すると料金が発生しますが、自分で解体すれば無料で行うことができます。また、わざわざ業者に来てもらう必要がないため、自分の好きなタイミングで解体できます。夜中や早朝など、業者が対応していない時間帯であっても解体可能です。

IKEA家具を自分で分解するデメリットは手間や時間がかかることです。

IKEA家具の分解は、苦手な人には数時間かかることもめずらしくありません。また大型の家具だと1人では対応しきれないため、誰かの手を借りる必要がでてきます。

IKEA家具の分解を業者に依頼するメリット・デメリット

IKEA家具の分解を業者に依頼するメリットは、手間も時間もかからないことです。

IKEA家具の解体や組立に慣れている業者ならば、作業がスムーズに進みますし、解体する前のような安全で使用できる状態の再現が期待できます。業者によっては、再組み立ての際に強度を上げるために新しい金具を使ってくれるところもあります。

IKEA家具の解体を業者に依頼するデメリットは料金がかかることです。

解体業者と引っ越し業者を別々で手配しなければならないケースもあるため、余計な手間がかかってしまいます。またIKEA家具の解体に慣れていない業者だと、解体したときに破損してしまったり、再組み立て後に強度が弱くなってしまう心配もあります。

IKEA家具の引っ越しに対応しているおすすめ業者

これからIKEA家具の引っ越しを考えている人向けに、IKEA家具の引っ越しに対応している引っ越し業者を紹介します。

IKEA家具に対応している引っ越し業者
  • カグッコシ
  • 職人引越センター
  • アップル引越センター

IKEA家具に対応している引っ越し業者①カグッコシ

カグッコシは業界で唯一、IKEA家具引越し時における解体・組立を専門で行っている施工業者です。

またIKEA家具を含めた家具全般に対する日常使用時のトラブル相談窓口も設けています。ブログではIKEA家具引っ越しにまつわる情報やノウハウを定期的に掲載しており、IKEA家具の引っ越しに自信があることがうかがえます。

組立家具の解体・引越し・組立までをワンストップでサポートしてくれるため、IKEA家具の引越しを考えている人におすすめです。

IKEA家具に対応している引っ越し業者②職人引越センター

職人引越センター

職人引越センターでは「イケア引越しパック」を提供しています。

IKEA家具の分解・引越し・再組み立てまでをすべて対応してくれるため、安心してIKEA家具を任せることができます。また、引越しをしない人向けに、IKEA家具の分解・再組立だけを行ってくれるサービスも提供しています。

料金は職人引越しの「家具の組立代行サービス料金」と同じ料金体系になっているため、IKEA家具だからといって高額になるような心配もありません。

IKEA家具に対応している引っ越し業者③アップル引越センター

アップル引越センター

アップル引越センターでもIKEA家具の分解・組立に対応しています。

アップル引越センターでは、Webで引っ越し予約ができ、事前に正確な見積もりを知ることができます。当日の追加料金なども発生しないため、安心して引っ越しを任せることができます。

予約の際、入力内容に実際と異なる情報があると、正確な金額が算出されなくなってしまうため、必ず正確な情報を入力しましょう。

IKEA家具の引っ越しに対するよくある質問

IKEA家具の引っ越しに関するよくある質問とその答えをまとめました。

よくある質問
  • IKEA家具が破損してしまったらどうすればいい?
  • IKEA家具のカムロックとは?
  • 大手の引っ越し業者ならばIKEA家具に対応している?
IKEA家具が破損してしまったらどうすればいい?

IKEAでは店舗に無料のスペアパーツコーナーが設置されています。その中から必要なスペアパーツを自由に持ち帰ることが可能です。来店が難しい場合には、オンラインでの注文も可能です。

IKEA家具のカムロックとは?

カムロックとは「カプラー」と「アダプター」を接続して使用する継ぎ手のことです。カムロックを反時計回りに180度回転させることでロックを解除できるようになっています。

大手の引っ越し業者ならばIKEA家具に対応している?

大手の引っ越し業者だからといって、IKEA家具を運搬してくれる訳ではありません。むしろ大手にこだわらないほうがIKEA家具に対応した引っ越し業者が見つかりやすいかもしれません。IKEA家具に対応していることを大々的に謳っている業者もいるため、そうした業者に入りするようにしましょう。

IKEA家具の引っ越しについてのまとめ

IKEA家具の引越しについてまとめました。

IKEA家具が引越しで断られる理由
  • 大きくて部屋から出せないから
  • 分解するのが難しいから
  • 再組み立てが難しいから
IKEA家具を引越しする際の注意点
  • 部屋から運び出せるサイズか確認する
  • 引っ越し業者がIKEA家具に対応しているか確認する
  • 専門業者にIKEA家具の解体・再組立を依頼する
  • 解体すると保証がつかなくなってしまう
解体できないときの対処法
  • 自分で解体・組み立てを行う
  • 不用品として回収してもらう
  • リサイクルショップで買い取ってもらう

おしゃれでリーズナブルな価格のIKEA(イケア)の家具は人気がありますが、引越しの際に運搬してもらえない可能性があります。

ただIKEA家具の解体・再組み立てを専門で行っている業者もいるため、そうしたところに依頼すれば問題なくIKEA家具を運べるケースもあります。ただし料金によっては、新品を買うのと変わらないような場合もあるため、あらかじめ見積もりをとり、料金を確認した上で依頼するようにしましょう。

引っ越し業者によっては、IKEA家具の解体・組み立てに対応しているところもあるため、すべてまとめて依頼したい場合には、そうした引っ越し業者を選ぶようにしましょう。

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