- 引っ越し料金が安いシーズン・高いシーズン
- 時期ごとの引っ越し費用の特徴
- 引っ越し料金が安い曜日・時間帯
- 引っ越し費用を安くするコツ
引っ越し費用は、引っ越しをする時期・曜日・時間帯によっても変わってきます。そのため、引っ越しのタイミングを見極めることで、できるだけ安く引っ越しすることが可能です。
この記事では、引っ越し料金が安いシーズン・高いシーズンについての解説、時期ごとの引っ越し費用の特徴、ハイシーズンでも引っ越し費用を安くするコツについてまとめています。
できるだけ引っ越し費用を安くしたい人は、ぜひ参考にしてください。
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引っ越し費用をできるだけ安くしたい場合は、引っ越し業者の一括見積もりサイトを利用するのがおすすめです。複数業者の見積もりをとることで、引越し費用の相場や格安で引っ越しをしてくれる業者を見つけることができます。
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引っ越し費用が安いシーズン・高い時期
引っ越し費用を安くするためには、どういった時期に引っ越しをするかも大切です。
荷物量や距離が同じであっても、引っ越しする時期によって大きく引っ越し費用も変わってくるため、高い時期・安い時期について知っておきましょう。
通常期(5月~1月)の引っ越し費用相場
一般的に5~1月は引っ越し業者にとって通常期、または閑散期と呼ばれ、そこまで引っ越しの件数は多くありません。
通常期の引っ越し費用の相場は以下の通りです。
人数 | 引っ越し費用相場 |
---|---|
単身(荷物少ない) | 46,000円 |
単身(荷物多い) | 60,000円 |
2人家族・カップル | 78,000円 |
3人家族 | 96,000円 |
4人家族 | 120,000円 |
5人以上家族 | 168,000円 |
繁忙期(2月~4月)の引っ越し費用相場
4月は新生活が始める人が多く、その前の2月あたりから引っ越す人が多くなります。そのため、2~4月は引っ越し業者にとって繁忙期となり、引っ越し費用も高くなる傾向にあります。
人数 | 引っ越し費用相場 |
---|---|
単身(荷物少ない) | 56,000円 |
単身(荷物多い) | 80,000円 |
2人家族・カップル | 100,000円 |
3人家族 | 130,000円 |
4人家族 | 165,000円 |
5人以上家族 | 210,000円 |
繁忙期は作業を担当するスタッフや手配できるトラックが不足しがちなため、希望した日時に予約ができないことも多いです。そのため、引っ越しが決まったら、なるべく早く予約することが大切です。
時期・シーズンごとの引っ越し費用の特徴
1月から12月まで、年間を通しての時期ごとの引っ越し費用の特徴をまとめました。
1~4月の引っ越し費用の特徴
2月から4月にかけて、引っ越し業者の繁忙期になり、引っ越しの予約も取りづらくなります。新年度や新学期に向けた引っ越し依頼が殺到するため、引っ越しの日程に融通が効く場合は、この時期に引っ越しすることを避けたほうが無難です。
5~7月の引っ越し費用の特徴
5月以降は繁忙期が過ぎ、引っ越しの需要も落ち着きます。そのため、引っ越し費用も繁忙期よりも安いことが多いです。ただし、ゴールデンウィークのシーズンは一時的に引っ越し費用が高くなる傾向にあります。ゴールデンウィークの付近で引っ越しを考えている場合は、連休を避けたほうが引っ越し費用が安くなることが多いです。
8~10月の引っ越し費用の特徴
8月のお盆の時期は、世間的には休みのところが多いですが、多くの引っ越し業者では営業しているため、予約も可能です。この時期は通年で見ても引っ越し費用が比較的安いです。ただ、企業によっては9月に人事異動があるため、引っ越し需要が増える傾向にあります。そのため、8月や10月と比べると、9月の引っ越し費用は高くなりがちです。
11~12月の引っ越し費用の特徴
11月から12月は、年間を通じてもっとも引っ越し料金が安い時期です。中でも11月は、引っ越しの需要が少なく閑散期となるため、希望の日時に予約が取りやすく、引っ越し料金も安いことが多いです。12月になると年末年始にかけて引っ越しする人が増えるため、だんだんと料金が高くなっていきます。時間に融通が効くならば、年末年始になる前に引っ越しを済ませてしまったほうがいいです。
引っ越し料金が安い曜日・時間帯について
引っ越し料金は平日か土日祝日か、午前中か午後かによっても変わってきます。
引っ越し料金が安い曜日
引っ越し費用を安く済ませるためには、土日祝日を避けることがポイントです。曜日ごとの料金を考えると、火曜日・水曜日・木曜日→月曜日・金曜日→日曜日→土曜日の順に引っ越し費用が高くなります。
平日の中でも1週間の中日である火曜日・水曜日・木曜日のほうが、月曜日・金曜日よりも安くなる傾向にあります。その理由として、月曜日や金曜日であれば有給休暇をとることでスムーズに引っ越しができるからだと考えられます。
また、日曜日のほうが土曜日よりも引っ越し料金が安くなるのは、土曜日に引っ越しを済ませ、日曜日には片付けをしたいと考える人が多いからです。
引っ越し料金が安い時間帯
引っ越し料金は時間帯によっても差が出てきます。
基本的に午後のほうが午前の引っ越しよりも安いことが多いです。
多くの人が早めに引っ越しを済ませ、そのまま片付けをしてしまおうと考えることから午前中に引っ越しの依頼が殺到することが多いです。また、午前の引っ越しは、引っ越し業者がその日で最初に行う引っ越しのことが多く、ほぼ確実に指定した時刻から引っ越しが始められるというメリットもあります。
荷物が少ない場合や、その後の予定がない場合は午後便や時間指定なしにすることで、引っ越し料金が安くなることが多いです。
1ヶ月の中で引っ越し費用が安くなる時期
同じ月の中でも引っ越し費用が違いがでることがあります。
では、ひと月の中で引っ越し料金が安くなる時期はいつなのでしょうか。
- 上旬
- 平日
- 大安吉日以外
ひと月の中で引越し費用が安い時期①月の上旬
月の中旬から月末にかけて、引っ越しする人が増える傾向にあります。その理由は、賃貸物件の契約が、月末までとなっていることが多いからです。
多くの人が月の変わり目に引っ越ししようとするため、引越し費用も中旬から月末にかけて高くなることが多いです。
そのため、引越し費用を安く抑えるならば、月の上旬に引っ越しするのがおすすめです。
月の上旬は比較的、引越しの需要が低いため、引っ越し業者も料金を下げていることがあります。
ひと月の中で引越し費用が安い時期②平日
土日と比較すると、平日のほうが引っ越し料金が安いことが多いです。
その理由は、土日休みの人が休みのタイミングで引っ越しを行うからです。引っ越しの依頼が土日に集中するため、土日の引っ越し費用は料金が上がりやすくなります。
一方、平日は引っ越しの需要自体が低いため、引っ越し業者が他社との価格競争のために、料金を下げることがあります。
ひと月の中で引越し費用が安い時期③大安吉日以外
日取りを気にする人は多くいます。一般的に縁起がよく、引っ越しに良いとされている六曜の大安には引っ越しの需要が高まります。そのため、大安は引っ越し費用が高くなりがちです。
大安以外の仏滅や赤口といった日取りを選ぶと引っ越し費用が安いこともあります。縁起や日取りなどが気にならないならば、大安以外の日に引っ越しを行うと、引っ越し費用が抑えられる可能性が高いです。
オフシーズンに引っ越しを検討するメリット
オフシーズンに引っ越しを検討することには、どういったメリットがあるでしょうか。
- 価格交渉しやすい
- 引っ越し費用を安く抑えられる
- 余裕を持って物件を探せる
オフシーズンに引っ越しするメリット①価格交渉しやすい
引っ越しのオフシーズンは、賃貸物件への入居希望者が大幅に減ります。そのため、ほかの時期と比べて価格交渉しやすいというメリットがあります。価格交渉する相手は物件によって異なりますが、家主か不動産会社が主です。
ただし、これから入居するタイミングで価格交渉する場合は、こちらの態度にも気をつけましょう。あまり強気な態度で交渉に出ると、入居後にトラブルを起こしそうと勘違いされる恐れがあります。あくまでお願いするという姿勢を崩さず「契約したいのですが、少し予算をオーバーしていて…」というふうに低姿勢で交渉するようにしましょう。
オフシーズンに引っ越しするメリット②引っ越し費用を安く抑えられる
オフシーズンは引っ越し費用が安く抑えられることが多いです。引っ越し業者の需要も減るため、料金交渉もしやすくなります。
オフシーズンの引っ越しは、一括見積もりを利用して複数の業者から見積もりをとることで、かなり安く引っ越しできることも多いです。ほかの業者の見積もりがあると、価格交渉もしやすくなるため、ぜひ一括見積もりサイトを利用してみましょう。
オフシーズンに引っ越しするメリット③余裕を持って物件を探せる
引っ越しのシーズンオフは、不動産会社の社員にも余裕があります。
そのため、物件探しの際にゆっくり相談に乗ってもらいやすいです。また、相手も焦っていないため「今日中に契約を決めてほしい」などと急かされる心配もありません。
余裕を持って自分に最適な物件を探しやすいのもシーズンオフに引っ越しするメリットです。
繁忙期・ハイシーズンでも引っ越し費用を安くするコツ
引っ越し依頼が殺到する繁忙期でも引っ越し費用をできるだけ安くするためのコツを紹介します。
- 不用品を処分する
- 午前中を避ける
- 自分で荷造り・荷解きをする
- 単身パックを利用する
- 複数業者の見積もりをとる
引っ越し費用を安くするコツ①不用品を処分する
引っ越し費用は荷物量によっても変わってきます。そのため、引っ越し費用を安くするために、できるだけ不用品を処分し、荷物量を減らしておきましょう。
見積もり前に不用品を処分しておくことで、引っ越し費用を抑えることができます。引っ越し費用の基本料金は、トラックのサイズやスタッフの人数に比例します。不用品をできるだけ減らすことで、トラックに積む荷物の量を少なくしておきましょう。
引っ越し費用を安くするコツ②午前中を避ける
午前中と午後だと、午前中に引っ越しをする人が多いです。そのため、午前中のほうが引っ越しのニーズが高く、引っ越し費用も高くなる傾向にあります。
午前中に引っ越しを終わらせてしまえば、午後から荷物の整理をしたり、挨拶回りをしたりと、スケジュールに余裕ができます。
時間に融通が効くならば、午後や夕方に引っ越すことで、引越し費用を抑えられることが多いです。
引っ越し業者によっては「時間指定なし」に設定することで、金額が安くなることもあります。
引っ越し費用を安くするコツ③自分で荷造り・荷解きをする
引越しの荷物を自分で荷造り・荷解きすることで、オプション料金が発生せず、引越し費用の節約になります。
荷物の梱包や開梱は手間も時間もかかるため、オプションで業者に任せる人も多いです。その分、引越し自体は楽になりますが、どうしても引越し費用の総額は高くなってしまいます。安さを優先するならば、荷物の荷造り・荷解きは自分で行うようにしましょう。
引っ越し費用を安くするコツ④単身パックを利用する
一人暮らしの引越しならば、引っ越し業者が提供する単身パックを利用することで、引っ越し料金を安くできることがあります。
単身パックでは規定サイズのボックスに荷物を積み込むことで引っ越し料金が安くなります。ただし、ボックスに入らないような大型家具は別で送る必要があります。また、荷物量が多いと、必要なボックス数も増えてしまうため、結局通常期の引っ越しプランのほうが安く済む場合もあります。
荷物が少ない単身者の引っ越しならば、単身パックの利用を検討してみましょう。
引っ越し費用を安くするコツ⑤複数業者の見積もりをとる
引っ越し費用は、依頼する業者によって大きく異なります。
そのため、一括見積もりサイトを利用して、複数の引っ越し業者の見積もりをとることで、安い引っ越し業者を見つけやすくなります。また、ほかの引っ越し業者の見積書があると、価格交渉がしやすくなるというメリットもあります。
引っ越しシーズンについてのよくある質問
引っ越しシーズンについてのよくある質問とその答えをまとめました。
- 引っ越ししないほうがいいシーズンはいつ?
- 引っ越し費用が安い日はどうやって見つければいい?
- 引っ越しの物件探しに最適な時期は?
- 引っ越ししないほうがいいシーズンはいつ?
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引っ越し費用を考えると、引っ越し業者の繁忙期である3月、4月は引っ越しを避けたほうがいいです。通常期の料金と比較し、1.5~2倍の費用がかかることもめずらしくありません。
- 引っ越し費用が安い日はどうやって見つければいい?
-
引っ越し業者によっては公式サイトに引っ越し料金カレンダーを公開しています。そこに通常価格よりも安い価格で引っ越しができる日が書かれているため、それを参照すれば引っ越し費用を安く抑えることができます。
- 引っ越しの物件探しに最適な時期は?
-
基本的には引越しの2ヶ月前から部屋探しを始めるのがおすすめです。部屋探しをするタイミングが早ければ早いほど、落ち着いて物件をチェックできるため、できるだけ早くから始めるようにしましょう。
引っ越しシーズンについてのまとめ
引っ越し費用が高くなる時期や安くなる時期についてまとめました。
- 5月から1月の通常期は引っ越し費用が安い
- 2月から4月の繁忙期は引っ越し費用が高い
- 平日のほうが引っ越し料金が安い
- 午後のほうが引っ越し料金が安い
- 大安吉日以外のほうが引っ越し料金が安い
- 不用品を処分する
- 午前中を避ける
- 自分で荷造り・荷解きをする
- 単身パックを利用する
- 複数業者の見積もりをとる
引っ越し費用が安い時期や安い曜日、安い時間帯について解説しました。
引っ越し費用を抑えるためには、できるだけ安くなるタイミングを狙うのがポイントです。同じ月であっても時期によって引っ越し料金が変わってくるため、できるだけ安いタイミングを見極めましょう。
また、繁忙期でも引っ越し費用を抑えるコツについてもまとめているため、ぜひ参考にしてください。
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