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赤帽で引っ越しする際のトラックサイズは?積載量はどのくらい?

この記事でわかること
  • 赤帽のトラックサイズ
  • 引越しに使われるトラックサイズ
  • 赤帽トラックと引越し業者の比較
  • 赤帽トラックで引っ越しする際の注意点

赤帽は、赤帽という会社があるわけでなく、軽トラックで運送業を営む個人事業主で構成された組織です。そのため、どの赤帽に依頼するかで使用するトラックサイズが異なります。また、家具の分解・組み立てなども対応している業者と、そうでない業者があります。

一般的な引越し業者では2トンサイズのトラックを使用し、最低でも2名の作業員で作業を行います。赤帽の場合、軽トラックでドライバー兼作業員となっているため、その分、人件費が削減され、料金も安いことが多いです。

この記事では、赤帽のトラックサイズについてまとめつつ、一般的な引越しで使われるトラックサイズや赤帽で引越しをする際の注意点などについてまとめています。

赤帽での引越しを考えている人は、ぜひ参考にしてください。

目次

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赤帽の引越しで気になるトラックサイズ

赤帽(あかぼう)とは、軽貨物運送業を営む個人事業主が集まった協同組合組織です。正式名称は「赤帽軽自動車運送協同組合連合会」です。赤帽の主な業務は、宅配業務や単身引越し、緊急輸送などです。

赤帽という特定の運送会社は存在せず、独立した個人事業主が組織化されています。そのため、各店舗ごと、使用しているトラックの種類やサイズが異なります。

赤帽で使われている主なトラックは以下の通りです。

ハイルーフ標準車パネル
容積5.4㎥3.5㎥3.1㎥
高さ200㎝129㎝124㎝
141㎝141㎝132㎝
奥行き194㎝194㎝191㎝

赤帽のトラックの種類①ハイルーフ

赤帽のトラックとしてよく使われているのがハイルーフや幌車(ほろしゃ)です。

一人暮らしの荷物量ならば、十分に詰め込めるだけの積載量があります。ハイルーフ車は積載量が一般的な標準サイズの赤帽トラックの約1.5倍乗ります。また、背の高い家具の運搬なども行えるようになっています。

通常の軽トラックでは運べないような家財も運べるため、軽トラックではムリそうな荷物でも相談してみる価値はあります。

赤帽のトラックの種類②標準車

標準車は名前の通り、一般的に赤帽で使われているサイズのトラックです。赤帽の標準車には、エアコン1台、 机・椅子一式、 シングルベッド1台、 テレビ1台、パソコン1台、 冷蔵庫(小)1台、食器棚1台、ダンボール×10個の荷物を乗せることができます。

標準的な単身の引越しならば十分な積載量ですが、荷物量が多いと入りきらない可能性もあります。

赤帽のトラックの種類③パネル

赤帽のパネル車だと、ほかよりも高さが低いため、冷蔵庫などの大型家電は縦で積むことができません。赤帽のワンボックス車(バン)だと、パネル車よりもさらに高さが低くなるため、あまり引越しには向きません。

赤帽の引越し軽トラックに積める段ボールの個数は?

赤帽の段ボールの積載目安は以下のようになっています。

段ボールのサイズハイルーフ標準車
ダンボールM 50×35×3060箱40箱
ダンボールL 60×40×3545箱25箱

赤帽引越しで使われる一般的な標準車だと、ダンボールMサイズで40箱、ダンボールLサイズで25箱積むことが可能です。さらに背が高いハイルーフだと、ダンボールMサイズで60箱、ダンボールLサイズで45箱も積むことができます。

単身の引越しで必要になるダンボールの個数

単身の引越しだと、だいたいダンボール10~15箱が目安となります。そのため、赤帽の標準車でも十分積み込むことができるでしょう。

引越しに必要なダンボールの個数は、人数が増えるほど増えていき、2人で20~30箱、3人で30~50箱、4人だと50~80箱ほど必要になります。

一般的に引越しで使われる赤帽以外のトラック

引越しでは規模によって、さまざまなサイズのトラックが使われます。一般的に引越しで使われることが多いのは以下のようなトラックです。

引越しで使われるトラックサイズ
  • 軽トラック
  • 2トントラック
  • 3トントラック
  • 4トントラック

引越しで使われるトラックサイズ①軽トラック

軽トラックは一人暮らしの引越しに使われるトラックサイズです。荷物量の目安としては、部屋の広さがワンルームや1Kくらいの広さとなります。

軽トラックの荷台は約1畳半のスペースがあり、積み込める荷物の例としては、冷蔵庫(2ドア)、洗濯機、シングルベッド、テーブル、テレビ(16インチ)、テレビ台、掃除機、電子レンジ、扇風機、カラーボックス、ダンボール10個など、小さいようで高さがあるので、意外と多くの荷物が積み込めます。

赤帽のトラックも、この軽トラックに含まれます。

引越しで使われるトラックサイズ②2トントラック

2トントラックは大きさの違いでショートトラック、ロングトラックと分類されます。

2トンショートトラックは荷物の多い単身者や2人暮らしの引越しに向いています。

2トンロングトラックは、ショートトラックよりも架台の全長が長く、2人暮らしの引越しに向いています。荷台は5畳ほどのスペースがあり、冷蔵庫やドラム式の洗濯機なども積むことができます。

引越しで使われるトラックサイズ③3トントラック

3トントラックは、2~3人家族の引越しに向いており、荷物量の目安は2K、2DKほどの広さの間取りです。荷台は2トントラックよりも横幅があり、6畳ほどのスペースがあるため、かなりの荷物を積むことができます。

引越しで使われるトラックサイズ④4トントラック

4トントラックは、3~4人家族の引越しに向いているサイズです。荷台は約8畳のスペースがあり、3トントラックよりも幅も高さもあるため、かなり多くの荷物を積むことが可能です。

ダンボール40~60個、家電一式、タンス類など家具一式、ベッド、ダイニングテーブル(4人掛けくらい)、食器棚、レンジ台などキッチン家具、本棚、布団人数分、衣装ケースなどを積むことができます。

赤帽トラックと引っ越し業者の比較

赤帽によってはハイルーフ車を使用しているところもあります。

赤帽のハイルーフ車と単身パックで使われるカーゴBOXについて比較してみました。

赤帽のハイルーフ車とカーゴBOXの比較

赤帽のハイルーフ車カーゴBOX
容積5.4㎥1.8㎥
高さ200cm180cm
141cm100cm
奥行き194cm100cm
到着即日1~2日以上

容量を比較すると赤帽のほうが3倍近く大きいことがわかります。

赤帽の場合、1件の依頼に対して軽トラックを1台用意します。引っ越し業者の場合、積み合わせで配送することで引っ越し費用を安くすることが多いです。ただし、その分、荷物が届くまでに時間がかかってしまう一面もあります。赤帽は届け先まで直接向かうため、荷物の回収から配達完了までの時間が圧倒的に早いです。

赤帽とクロネコヤマトの単身パックの比較

クロネコヤマトの単身パックを使って同一市内の引越しをしようとすると、だいたい20,000円前後の引っ越し費用がかかります。

1つのボックスに収納できる荷物量は以下の通りです。

1ボックスの荷物量
  • 冷蔵庫(2ドア)
  • 全自動洗濯機(4kg)
  • 電子レンジ
  • ダンボール箱 約10箱
  • 衣装ケース3個
  • 布団袋1袋
  • スーツケース1個

通常の赤帽ホロ車だと、単身パックの比べて2倍近くの大きさになるため、単身パックでは運べないような荷物も運ぶことが可能です。

近距離の単身での引っ越しの場合は、赤帽のほうが安くなることが多いです。

赤帽トラックで引っ越しする際の注意点

赤帽トラックで引っ越しする際には、以下の点に注意しましょう。

赤帽引越しの注意点
  • 距離によって料金が高くなることも
  • 手伝いが必要になる
  • 荷物量が多い引越には向かない

赤帽引越しの注意点①距離によって料金が高くなることも

赤帽では、距離制運賃料金、時間制運賃料金を採用しています。

そのため、距離が遠い場合、または引越しにかなりの時間がかかる場合、追加料金により、かえって通常の引っ越しプランよりも料金が高くなってしまうことがあります。

赤帽トラックに積めるほどの荷物量で、近距離の引っ越しならば料金は安いことが多いですが、長距離の引越や荷物が多い引っ越しだと料金が高くつくことがあるため、注意しましょう。

赤帽引越しの注意点②手伝いが必要になる

赤帽の引っ越しは、作業員はドライバー1名だけです。そのため、荷物の運搬を手伝わなければならないことが多いです。ベッドや冷蔵庫といった1人では運べないような荷物がある場合は、ほかに手伝ってくれる人が必要になります。

引っ越し業者ならば、すべての荷物を搬入してもらえますが、赤帽の場合、自分で荷物を運ばなければならないことも多いです。

梱包資材の段ボールは赤帽の料金に含まれていないため、自分で用意しておく必要があります。

赤帽引越しの注意点③荷物量が多い引越には向かない

赤帽トラックの引っ越しで一度に運べる荷物は、荷台に載せられる分だけです。

もし積みきれない荷物が出た場合は、往復便を利用することになります。そうすると当然、料金も追加されるため、当初の予算よりも高くなってしまうことが多いです。

また、荷物量が多く、赤帽のトラックが複数台必要な場合、台数分だけ料金が加算されます。そうするとチャーターした台数によっては、通常の引っ越しプランのほうが安いケースが多いです。

赤帽の引越しについてのよくある質問

赤帽の引越しについてよくある質問とその答えをまとめました。

よくある質問
  • 赤帽の引越しは「やばい」「やめたほうがいい」って本当?
  • 赤帽の引越しは運搬を自分でしなければならない?
  • 赤帽の引越しのトラブル例は?
赤帽の引越しは「やばい」「やめたほうがいい」って本当?

口コミの中には「赤帽はやめたほうがいい」といった内容も見かけます。赤帽は個人事業主が集まった組織で1つの会社ではありません。そのため、事業主によってサービス内容やクオリティも大きく異なります。そのため、残念ながら中には質が悪い事業主がいる可能性も否定できません。ただし、赤帽のすべてが悪いわけではなく、高評価を受けている事業主がいることも確かです。

赤帽の引越しは運搬を自分でしなければならない?

基本的に赤帽ではドライバー1名が荷物を運ぶことになります。そのため、大きな荷物などは依頼主が一緒に運搬を手伝うことが多いです。2人でも不安な場合は誰かに助けを求める必要があります。

赤帽の引越しのトラブル例は?

赤帽のトラブル例としては、見積もりと実際の料金に違いがあった、わざと時間をかけて時間制運賃料金をつり上げる、家財に傷ができたといった事例があります。

赤帽トラックの引越しについてのまとめ

赤帽トラックでの引越しについてまとめました。

赤帽で使われるトラックのサイズ
  • ハイルーフ
  • 標準車
  • パネル
赤帽トラックで引っ越しする際の注意点
  • 距離によって料金が高くなる
  • 手伝いが必要になる
  • 荷物量が多い引越しには向かない
引越しで使われるトラックサイズ
  • 軽トラック
  • 2トントラック
  • 3トントラック
  • 4トントラック

赤帽のトラックサイズは、単身者の引越しに向いています。ただし、荷物量が多いと、単身者でも荷物が積みきれない恐れがあります。赤帽は店舗によって使用しているトラックサイズが異なります。

そのため、赤帽で引っ越しする場合には、自分が依頼しようとしている赤帽がどのサイズのトラックを保有しているか確認する必要があります。ハイルーフなどのトラックだと、冷蔵庫なども縦置きで運べるため、かなり使い勝手がいいです。

家具やベッドなどの分解・組み立ては、赤帽の各店舗によって対応が異なるため、もし店舗が対応できない場合は、すべて自分で作業をしなければなりません。また、荷物の運搬を手伝う場合もあるため、頭に入れておきましょう。

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