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自分で引っ越しできる?業者を使わない自力引越しの注意点

この記事でわかること
  • 自分で引っ越しすることのメリット・デメリット
  • 自分で引越しをする場合の費用相場
  • 自分でする引越しを成功させるコツ
  • 自分で引越しをしないほうがいいケース

できるだけ引越し費用を安くするために、自力での引越しを考えている人もいるかもしれません。

自力での引越しは、レンタカーのレンタル代などを考慮しても、引っ越し業者に依頼するより安いことが多いです。ただし、条件によっては引っ越し業者に依頼したほうがお得になることもあるため、注意が必要です。

この記事では、自分で引っ越しすることのメリット・デメリットやかかる費用相場についてまとめつつ、自分で引越しをしないほうがいいケースについてもまとめています。

これから自力での引越しを考えている人は、ぜひチェックしてみてください。

目次

安い引っ越し業者が見つかる一括見積もり査定サイト

引っ越し費用をできるだけ安くしたい場合は、引っ越し業者の一括見積もりサイトを利用するのがおすすめです。複数業者の見積もりをとることで、引越し費用の相場や格安で引っ越しをしてくれる業者を見つけることができます。

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自分で引っ越しをするメリット

自分で荷物を運び、引っ越しをするメリットとしては、どのようなものが考えられるでしょうか。

自分で引っ越しをするメリット
  • 費用を安く抑えられる
  • スケジュールが自由
  • 業者とのやりとりが省ける

自分で引っ越しをするメリット①費用を安く抑えられる

自力で引っ越しをする場合、引っ越し費用としてかかるのは、レンタカー代、ガソリン代、交通費、梱包資材費などです。引っ越し業者に依頼する場合、ここに人件費が加わるため、自力の引っ越しよりも高くなることが多いです。

ただし、旧居から新居までが離れている長距離の引っ越しの場合、移動距離が長くなり、レンタカー代が高くなるため、料金がより高くなってしまいます。さらに高速道路を利用するとなると、費用はどんどん高くなり、初めから引っ越し業者に依頼したほうがよかったとなるケースも多いです。

遠距離の引っ越しだと、それなりに自力でも費用がかかるため、自力ならではの引っ越しのメリットが失われてしまう可能性が高いです。

また、自力で引っ越すとしても、家族や友人に荷物の運搬を手伝ってもらうケースが多いでしょう。その場合、お礼を渡したり、食事をご馳走したりと、何かと出費が増えることになります。

自分で引っ越すにしても、何かと費用はかかるため、まず具体的な予算を出してみて、本当に引っ越し費用が安く済むのかどうか確認してみることが大切です。

自分で引っ越しをするメリット②スケジュールが自由

引っ越し業者に依頼する場合、希望の日時に予約が取れればいいですが、繁忙期だと希望の日時に予約が取れないこともよくあります。その場合、替わりの日を考えたり、引っ越しを延期させたりと、何かと手間がかかってしまいます。

自分で引っ越しをする場合、自分が好きなタイミングで引っ越しができるため、たとえ繁忙期であろうとも関係なく、引っ越しが実行できます。また、引っ越し業者が営業していない早朝や深夜などに引っ越すことも可能です。

自分の好きなタイミングで引っ越しできるとこが、自力引越しの大きなメリットだといえるでしょう。

自分で引っ越しをするメリット③業者とのやりとりが省ける

引っ越し業者に依頼する場合、見積もりや引越しの日時、運搬に関する情報の共有など、さまざまなやりとりが必要になります。もし引っ越し業者との連絡がスムーズにいかず、伝達ミスなどがあれば、トラブルにつながる可能性も十分にあります。

自分で引越しをする場合、こうした業者とのやりとりが一切省かれるため、ミスをされるような心配もありません。

自分で引越しをするデメリット

先に自分で引っ越しすることのメリットを紹介しましたが、デメリットとしてはどのようなことが考えられるでしょうか。

自分で引越しをするデメリット
  • レンタカーや資材の手配の手間
  • 労力や時間がかかる
  • 家財や家屋を傷つけるリスク

自分で引越しをするデメリット①レンタカーや資材の手配の手間

自分で引越しをする場合、レンタカーを利用するケースがほとんどです。自家用車を所有していたとしても、引越しのためにトラックや軽トラックなどをレンタルする人が多いはずです。その場合、自分でレンタカー会社に連絡して予約を取らなければなりません。また、返すときもまたレンタカー会社まで行かなければならないケースもあります。

自力の引越しだと、引越しに使う梱包資材費などもすべて自分で用意する必要があります。初めての引越しだと、どういったものをどれくらい用意すればわからないことも多いです。また、引越しに適したダンボールが手に入らなければ、自分で注文して取り寄せる必要があります。

こうした手間がかかることが、自分で引っ越しすることのデメリットだといえるでしょう。

自分で引越しをするデメリット②労力や時間がかかる

自分で引越しをする場合、引越し作業に慣れているプロの作業員と比べると、どうしても長い時間がかかってしまいます。また、重い荷物の積み下ろしをしなければならないため、肉体的な負担も大きいです。

冷蔵庫や洗濯機、ベッドやタンス、ソファーといった大型家具・大型家電は自分1人では運ぶことができないため、誰かに協力してもらう必要があります。

部屋が2階以上の場合は、重い荷物を持ったまま何往復もしなければなりません。このように体力的な負担がかなりかかる上に、時間もかかってしまうのが自力で引越しをすることのデメリットといえます。

自分で引越しをするデメリット③家財や家屋を傷つけるリスク

自力での引越しは、慣れない梱包や輸送などにより、家財が破損してしまったり、壁などにぶつけてしまい家屋を傷つけてしまったりするリスクもあります。とくに通路や階段などが狭い住居だと、壁にぶつけてしまう可能性はかなり高いです。

引越し業者に依頼した場合、運搬時に荷物が破損するなどのトラブルが起こった場合、補償を受けられるのが一般的です。そのため、万が一の場合でも安心ですが、自分で賃貸の住居を傷つけてしまった場合は、修繕費用を負担しなければなりません。

自分で引越しをする場合にかかる費用の相場

自力で引っ越しすることのメリットは、引越し費用が安く済むことです。では、実際に自分で引越しをすると、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。自分で引越しをする場合の費用相場をまとめました。

自力で引っ越す場合のレンタカー代

引越し作業にワンボックスカーを12時間レンタルすると、だいたいレンタル費用は7,000円程度が相場です。

近距離の引越しの場合は12時間で引越しが終わるかもしれませんが、長距離の場合、荷物の積み下ろしを考えると、なかなか難しい場合が多いです。さらに長時間レンタルするとなると、費用はどんどん高額になっていきます。

自力で引っ越す場合の梱包資材費

引っ越し業者に引越しを依頼すると、無料で梱包資材をもらえるケースが多いです。しかし自分で引越しをする場合、すべて自分で用意する必要があります。

単身者の引越しだと、だいたい20枚程度のダンボールが必要になるため、1枚200円で購入するとだいたい4,000円の出費となります。

ダンボール以外にもペンや手袋、布テープなど、細々したものが必要になります。

協力者への謝礼など

自分で引っ越しする場合、最初から最後まで1人でやるケースは少ないでしょう。多くの場合、友人や家族など、誰かに手伝ってもらうことになるはずです。家族ならばそこまで気を遣う必要はないかもしれませんが、知人などには謝礼を渡すのが一般的です。

だいたい1人あたり10,000円程度の謝礼を支払うことが多いです。協力者が多くなれば多くなるほど、支払う謝礼も高くなるため、引っ越し業者に依頼したほうが安くなる可能性が高くなります。

自分で引っ越すと20,000円程度で引越し可能

レンタカー代が7,000円、梱包資材費4,000円、協力者(1人)への謝礼10,000円とすると、自力での引越しは21,000円ほどで可能です。

そのため、単純にこの金額だけ見れば、引っ越し業者に依頼するよりもかなり安いと言えるでしょう。

ただし、引越し作業中にトラブルがあり、賃貸の住居の壁などを傷つけてしまった場合、原状回復費用として数万円から数十万円かかる恐れがあります。

引っ越し業者を使わない引越しを成功させるコツ

引っ越し業者を使わずに、自分で引越しをする場合にスムーズに引越しができるコツを紹介します。

自分でする引っ越しのコツ
  • 梱包のコツ
  • 積み込みのコツ
  • 運搬のコツ

自分でする引っ越しのコツ①梱包のコツ

引越し業者には、家財にあった梱包材が用意されていることが多いですが、自分で引っ越しする場合、荷物に合わせた梱包を自分で行う必要があります。プチプチと呼ばれている気泡緩衝材や新聞紙、タオルなどを使い、食器などが割れないように梱包しましょう。

荷物を詰める際には、重いものを下に、軽いものを上に積んでいくのが基本です。しかし、重いものを上にしたほうが重心が上にくるので軽く感じられます。そのため、壊れる心配がないものについては、軽いものをした重いものを上にしたほうが運びやすくなります。

自分でする引っ越しのコツ②積み込みのコツ

レンタカーに荷物を積み込む際には、大型家具・大型家電などは最後に積み込みましょう。そのほうが新居で最初に搬入しやすくなります。旧居から退去する際には、小さい荷物から先に積み込むのがコツです。

ダンボールを積み上げる場合には、重い荷物を下に、軽い荷物を上に配置することで、破損や荷崩れなどのトラブルを避けることができます。

自分でする引っ越しのコツ③運搬のコツ

ダンボールの数を減らそうと、ぎっしり荷物を積んでしまうことがありますが、1つの荷物を重くしすぎるのはNGです。引越しの場合、何度も荷物を運ぶことになるため、腰に負担がかかるような重さにするのは避けましょう。

冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は自力で運ぶのが難しい場合もあります。引越し業者によっては、こうした大型家電や大型家具だけを運搬してくれるプランも用意しているため、自分で運ぶのが難しそうだと感じ場合は、そうしたプランを利用するのもいいでしょう。

自分で引っ越しをしないほうがいいケース

費用を安くするため、自分で引っ越しをしたいと考える人は多いかもしれませんが、場合によっては1人で引っ越しをしない方がいいケースもあります。たとえば、以下のような場合は、自分で引っ越しをせず、引っ越し業者に依頼したほうがいいです。

自分で引っ越しをしないほうがいいケース
  • 大型家具・大型家電が多い
  • 手伝ってくれる人がいない
  • 自力での引っ越しが禁止されている

自分で引っ越しをしないほうがいいケース①大型家具・家電が多い

洗濯機や冷蔵庫のような大型家電やタンスやソファ、ベッドといった大型家具は持ち運びが難しく、スムーズに運ぶためにはコツが必要な場合が多いです。運搬中に落としてしまうと、故障の原因にもなるため、取り扱いに注意が必要になります。

また、エアコンのような取り外し・取り付けが難しい家電についても、自分で運ぶのではなく、引っ越し業者に依頼したほうがいいでしょう。

小物などは自分で運んでも問題ないのですが、こうした大型家具・大型家電は業者に運んでもらうほうが無難です。

自分で引っ越しをしないほうがいいケース②手伝ってくれる人がいない

引っ越し業者を利用せずに引越しをする場合、重い荷物を運ぶのに手伝ってくれる人が必要になります。そのため、近くに引っ越しを手伝ってくれる人がいない場合には、自分で引っ越しするのはおすすめしません。

また、間取りが大きくなると、その分、人手も必要になります。その場合、引っ越しを手伝ってくれる人が少なすぎる場合は、引っ越し業者に依頼したほうがいいでしょう。手伝いが多くなると、その分、謝礼の金額も高くなっていくため、結果的に引っ越し業者に依頼したほうが安く済む場合もあります。

自分で引っ越しをしないほうがいいケース③自力での引っ越しが禁止されている

マンションによっては、自力での引っ越しが禁止されている場合もあります。この場合は、もちろん自分で引っ越しをせず、引っ越し業者に依頼することになります。

建物や住居の破損を防ぐためにこうした規約が定められているケースがあるため、事前によく確認してみましょう。それでも自分で引っ越しをしたいという場合には、必ず管理会社などに問い合わせるようにしましょう。

また自力での引っ越しが許可されている場合でも、駐車場やエレベーターを長時間利用する際は、事前に申請が必要になるケースもあります。手続きに時間がかかることもあるため、早めに確認しておきましょう。

自力での引っ越しのよくある質問

業者を使わず、自分で引越しをする際のよくある質問とその答えをまとめました。

よくある質問
  • どんな人が自力での引っ越しに向いている?
  • 自力で引越しをする際に必要になるものは?
  • 自分で引越しをする場合、準備にどのくらいかかる?
どんな人が自力での引っ越しに向いている?

荷物が少ない人、同じ地域や近くの地域に引っ越す人には自力での引っ越しがおすすめです。また、引っ越し作業には時間がかかるため、時間に余裕がある人に向いています。逆にこれらの条件に当てはまらない人は、引っ越し業者に依頼するのが無難です。

自力で引越しをする際に必要になるものは?

梱包資材、ゴミ袋、工具などが必要になります。また重い荷物がある場合は、一緒に荷物を運んでくれる人が必要です。

自分で引越しをする場合、準備にどのくらいかかる?

荷物量によって準備にかかる時間が変わってきます。単身の引っ越しならば1~2週間かけて準備を行い、1日で引っ越しを完了させることが多いです。

自分でする引越しについてのまとめ

自分で引越しをする際の注意点などについてまとめました。

自分で引越しをするメリット
  • 引っ越し費用を安く抑えられる
  • スケジュールが自由
  • 業者とのやりとりを省くことができる
自分で引越しをするデメリット
  • レンタカーや梱包資材を手配するのに手間がかかる
  • 労力や時間がかかる
  • 家財や家屋を傷つけるリスクがある
自分で引っ越しをしないほうがいいケース
  • 大型家具・大型家電が多い
  • 手伝ってくれる人がいない
  • 自力での引っ越しが禁止されている

自分で荷物を運んで引越しをするメリットは、費用が安く抑えられることと、好きなタイミングで引っ越しできることです。

引っ越しの依頼が集中する繁忙期は、なかなか自分が希望する日時に引っ越しの予約ができないことがあります。自分で引越しをする場合は、そうしたことを気にする必要がなく、好きな日時に引っ越すことが可能です。

ただし、大型家具・大型家電が多い人は、自力で引っ越しするのをおすすめしません。荷物を運ぶのが大変ですし、壊してしまう可能性も高いです。大型家具・大型家電が多い人は、引っ越し業者に依頼したほうが安心ですし、何かあったときでも補償してもらえます。

引っ越し先までの距離が短い場合、荷物量が少ない場合に、自力での引っ越しがおすすめです。

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