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引っ越し時のエアコンの取り外し・取り付けはどうする?工事費用の相場

この記事でわかること
  • エアコンの引っ越しにかかる費用相場
  • エアコンの移設は引っ越し業者と専門業者のどっちがいい?
  • エアコン移設で確認しておきたいポイント
  • エアコンの取り外し・取り付け工事の流れ

引っ越しの際、現在使っているエアコンをどうすればいいのか、迷っている人もいるかもしれません。

現在使用しているエアコンを新居でもそのまま使い続けるのか、今使っているエアコンを廃棄して新しいエアコンを購入するのか、それによってやるべきことが変わってきます。

この記事では、エアコンの取り外し・取り付け工事の費用相場、エアコン移設で確認しておきたいポイント、エアコンの取り外し・取り付け工事の流れについてまとめています。

引っ越しでエアコンをどうしようか考えている人は、ぜひ参考にしてください。

目次

安い引っ越し業者が見つかる一括見積もり査定サイト

引っ越し費用をできるだけ安くしたい場合は、引っ越し業者の一括見積もりサイトを利用するのがおすすめです。複数業者の見積もりをとることで、引越し費用の相場や格安で引っ越しをしてくれる業者を見つけることができます。

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引っ越し時のエアコンはどうする?

引っ越しの際、現在使っているエアコンの選択肢には以下の2つがあります。それぞれするべきことが異なるため、自分に当てはまるほうを確認しましょう。

引っ越し時のエアコン
  • 移設して引越し先でも使う
  • 廃棄して新規購入する

引っ越し時のエアコン①移設して引越し先でも使う

引っ越しする場合、現在使っているエアコンを取り外し・取り付けして、引越し先でも使うという選択肢があります。

その場合、壁掛け洗浄か分解洗浄を行い、エアコンをきれいに掃除してから持っていくことになります。壁掛け洗浄は時間もかからず、料金もそれほど高くありません。分解洗浄は、業者がエアコンを持ち帰り、洗浄を行います。分解洗浄だと洗浄だけでなく、取り外しもしてくれるため、引っ越しに向いている方法です。

引っ越し業者ならば、有料オプションでエアコンクリーニングを依頼できる場合があります。分解洗浄をする場合は、専門業者に依頼することになります。

参考:家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法) | 経済産業省

引っ越し時のエアコン②廃棄して新規購入する

引っ越しのタイミングでエアコンを買い替える人も多いです。

エアコンの新規購入は、専門業者に任せることで古いエアコンの処分も同時に行ってくれます。エアコンは家電リサイクル法が適用される品目のため、正しい処分が求められます。勝手に捨てられるわけではないので注意しましょう。

10年近く同じエアコンを使っている場合、エアコンは取り換えたほうがいいでしょう。エアコンの製品寿命は、だいたい10年といわれており、古いエアコンを移設してしまうと、すぐに壊れてしまう可能性があります。

エアコンを新しくすることで、省エネ効果で年間の電気代が安くなる効果も期待できます。

エアコンの引っ越しにかかる費用相場

引っ越し時のエアコンの移設にかかる費用は、エアコンの状態や新居の状況などによって相場が変わってきます。

引っ越し業者に依頼する場合の相場

引っ越し業者にエアコンの引っ越しを依頼すると、取り外し・取り付けや運搬料金などをまとめて20,000~30,000円ほどかかります。

引っ越し業者にエアコンの移設を依頼するメリットは、手間がかからないことです。引っ越しとまとめて依頼できるため、支持や手続きを一元化でき、後になって混乱するような心配もありません。

デメリットとしては、費用が割高になることが挙げられます。引っ越し業者から外部の専門業者に依頼するケースが多いため、外注費用と手数料がかかり、費用が高くなってしまいます。また、工事が複雑な場合、依頼を断られてしまう可能性もあります。

アート引越センターの相場は15,000円から、サカイ引越センターは20,000円から、クロネコヤマトは20,000円からが相場の目安です。

エアコン工事専門業者に依頼する場合の相場

エアコン工事専門業者にエアコンの取り外し・取り付けを依頼した場合の費用相場は、10,000~22,000円ほどです。ここに運搬料金が加わりますが、距離によって料金が変動します。

エアコン工事専門業者に依頼すれば、手数料や管理費、外注費用などがかからないため、費用を安く抑えることができます。また、工事後に保証期間が設けられている場合も多く、何かあった場合でも安心です。

デメリットとしては、引っ越しと別に専門業者に依頼する手間がかかることが挙げられます。また、夏場の繁忙期だと、なかなか予約が取れず、日程調整が必要になるケースが多いです。また、配管パイプの延長や化粧カバーで追加料金がかかることもよくあります。

家電量販店はエアコンの移設には対応しない

家電量販店は、あくまで本体購入時のみ、エアコンの取り付け作業をしてくれるため、移設には対応していません。

旧居から新居に引っ越す場合に、今使っているエアコンを取り外し、新居に取り付けるといった作業には対応していないため、注意しましょう。

エアコン移設は引っ越し業者と専門業者のどっちがいい?

エアコンの移設は、専門知識や技術があるプロが行うため、引っ越し業者でも専門業者でも技術面に差はほとんどありません。

ただ、引っ越し業者は専門業者に依頼するケースも多いため、手数料の分、料金が割高になってしまいます。

また、エアコン工事専門業者だと、古いエアコンも無料で回収してくれることも多いです。そのため、エアコン工事専門業者に依頼するのが手間でないならば、エアコン工事専門業者に依頼したほうが安い可能性が高いです。

ただし、専門業者に依頼した場合、引っ越しと同日に工事を行ってもらえるかはわかりません。

とくに夏場はエアコンの取り付けが多くなるため、なかなか予約が取れないことも多いです。

引っ越し業者に依頼すれば、しっかりスケジュール調整してくれるため、引っ越し日と工事日がずれてしまうような心配もありません。

多少、費用が割高になったとしても、できるだけ面倒な手間は避けたいという場合には、引っ越し業者にエアコンの移設を依頼したほうがいいかもしれません。

  • 費用を抑えたいのならばエアコン工事専門業者に依頼
  • 手間を掛けたくないならば引っ越し業者に依頼

引っ越しのエアコン移設で確認すべきポイント

引っ越しでエアコンを移設する場合、いくつか確認しておきたいポイントがあります。

これを怠ってしまうと、取り外して持ってきたのに取り付けられなかったというケースも起こりうるため、事前によく確認しておきましょう。

引っ越しのエアコン移設の注意点
  • 配管穴や専用コンセントの有無
  • 配置スペース
  • 契約アンペア数
  • 室内機と室外機の距離

引っ越しのエアコン移設の注意点①配管穴や専用コンセントの有無

引っ越しの際、まず確認しておきたいのが新居にエアコンの配管穴と専用コンセントがあるかどうかです。

配管穴とは、エアコン本体と室外機をつなぐ配管を通す穴のことです。もし新居に配管穴がない場合、エアコンを取り付けるために壁に穴を開ける工事を行う必要があります。

エアコンは電力が大きいため、専用コンセントで電力を供給する必要があります。通常のコンセントにエアコンをつなぐとブレーカーが落ちたり、火災の原因になったりする恐れがあります。

エアコンを設置する場所に専用コンセントがない場合は、増設する必要があります。

引っ越しのエアコン移設の注意点②配置スペース

引っ越しの際、新居に室内機と室外機のどちらも設置可能なスペースがあるかどうかも確認しておきましょう。

エアコンは部屋の中にある空気を室内機で取り込み、再度ポンプを通じて部屋に戻すようになっています。そのため、室内機が十分に空気を取り込めるよう最低でも室内機の周囲に5cm程度のスペースが必要になります。

どのくらいのスペースが必要になるかは、エアコンのメーカーによって異なるため、取扱説明書などをよく確認しておきましょう。

引っ越しのエアコン移設の注意点③契約アンペア数

引っ越しの際、新居の電力の契約アンペア数も確認しておきましょう。

エアコン使用時の電力量が契約したアンペア数を上回ってしまうと、ブレーカーが落ちてしまいます。家にあるほかの電化製品も含めて、しっかりアンペアが足りているかどうか計算しておきましょう。

また、エアコンを移設する際、エアコンを取り外すまで旧居の電気は契約したままにしておきましょう。エアコンを取り外す際、ポンプダウンという作業が必要になり、その際エアコンを稼働させなければなりません。電気が通っていないと、エアコンが取り外せなくなるため、くれぐれも気をつけましょう。

引っ越しのエアコン移設の注意点④室内機と室外機の距離

室内機と室外機の距離についてもしっかり確認しておきましょう。

配管の長さに指定はありませんが、配置条件によって見積金額が変わってくるため、室内機は2階、室外機は1階などの指定がある場合、見積もり時にしっかり伝えておきましょう。

見積もりの際は工事費用だけでなく、工事項目や詳細な内訳についてもよく見ておきましょう。よく確認せずに工事を始めてしまうと、予想外の追加料金がかかる恐れがあります。

エアコンの取り付け・取り外し工事の流れ!自分でできる?

エアコンの取り外し・取り付けは複雑な過程があるため、素人がするのは難しいです。専門性が高いため、十分な知識があるプロに任せたほうがいいでしょう。

エアコン取り外し工事の流れ

  • 室外機にガスを集めて栓をするポンプダウンを行う
  • エアコンの室外機を取り外す
  • エアコンの室内機を取り外す
  • ガスが吹き出ないように配管類を取り外す
  • 配管穴のパテ埋めを行う

エアコン取り付け工事の流れ

  • 配管穴があるか確認し、ない場合は穴開け工事を行う
  • 室内機を取り付けるための背板を取り付ける
  • エアコンの室外機を取り付ける
  • 配管類を取り付ける
  • エアコンの室外機を設置する
  • 室外機の接続部を接続する
  • 真空引きを行う
  • 電線配線を接続し、試運転を行う

エアコンの取り外し・取り付け工事は、専門性が非常に高いため、自分でするのは非常に困難です。トラブルを避けるためにも専門業者に任せるようにしましょう。

引っ越し時のエアコンについてのよくある質問

引っ越し時のエアコンについてのよくある質問とその答えをまとめました。

よくある質問
  • どういう場合にエアコンを買い替えたほうがいい?
  • 引っ越しの際、エアコン移設の工事費を安く抑えるには?
  • エアコンを置いたまま引っ越しても大丈夫?
どういう場合にエアコンを買い替えたほうがいい?

10年近く同じエアコンを使用している場合、引っ越しの際に新しいエアコンに買い替えたほうがいいでしょう。エアコンの製品寿命は10年と言われているため、10年近く使っている場合は新しく買い替えたほうがお得です。

引っ越しの際、エアコン移設の工事費を安く抑えるには?

できるだけエアコンの工事費を抑えたい場合は、複数の業者に相見積もりを行いましょう。引っ越しする場合は、ほかのプラン内容との充実度も考えた上で、どこがベストなのかを選ぶようにしましょう。

エアコンを置いたまま引っ越しても大丈夫?

賃貸物件には、現状回復義務が発生します。そのため、必ず取り外さなければならないケースもあります。エアコンを取り外したほうがいいかどうかは管理会社の判断によるため、引っ越しの際に確認しておきましょう。

引っ越し時のエアコンについてのまとめ

引っ越し時のエアコンについてまとめました。

引っ越し時のエアコンの選択肢
  • 移設して引越し先でも使う
  • 廃棄して新規購入する
エアコンの引っ越しにかかる費用相場
  • 引っ越し業者に依頼すると20,000円~30,000円
  • エアコン工事専門業者に依頼すると10,000円~22,000円
エアコン移設で確認すべきポイント
  • 配管穴や専用コンセントの有無
  • 配置スペース
  • 契約アンペア数
  • 室内機と室外機の距離

エアコンを購入したばかりでなければ、エアコンを移設するよりも新しく買い直したほうがお得な場合が多いです。エアコンの製品寿命は10年と言われているため、すでに8~9年使っているならば、移設してもすぐにエアコンが壊れてしまう恐れがあります。

エアコン移設は、引っ越し業者やエアコン工事専門業者に依頼することができますが、できるだけ費用を抑えたい場合はエアコン工事専門業者に依頼するようにしましょう。スケジュール調整など、できるだけ面倒な手間を省きたい場合は引っ越し業者に依頼したほうがいいです。

大手引っ越し業者では、エアコンの取り外し・取り付けもオプションで利用できるため、それらを踏まえた上で引っ越しプランを選ぶようにしましょう。

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