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引越しのトラックサイズ(2tショート・2tロング・3t)による違い

この記事でわかること
  • 引っ越しで使われるトラックのサイズと種類
  • 引っ越しのトラックサイズを決める要素
  • 引っ越しトラックを選ぶ際の注意点
  • トラックサイズを指定する積み切りプランについて
  • トラックをレンタルして引っ越す方法

引っ越しでは、さまざまなサイズのトラックが使われます。トラックのサイズが大きくなるほど、たくさんの荷物が積めるメリットがありますが、あまりに大きすぎると狭い道路が通れないといったデメリットもあります。

この記事では、引っ越しに使われるトラックのサイズや種類について説明しつつ、引っ越しトラックを選ぶ際の注意点や、自分でトラックをレンタルして引っ越す場合について、詳しく解説しています。

これから引っ越しの予定がある人は、ぜひチェックしてみてください。

目次

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引越しのトラックサイズの種類と荷物量の違い

引っ越しに使われるトラックのサイズは、引っ越しの規模や引っ越し業者によっても異なります。

引っ越しで使われることが多いトラックは以下の通りです。

トラックサイズ積載量の目安
軽トラック単身向け。ワンルームや1Kの荷物量
2トンショート単身向け。ワンルームから2Kまでの荷物量
2トンロング2人暮らし向け。2K~2DKくらいの荷物量
3トントラック2~3人暮らし向け。2K~3DKくらいの荷物量
4トントラック家族向け。3K以上の間取りの引っ越し

軽トラックで運べる荷物量

軽トラックだと、だいだいダンボールが10~15箱ほど積むことができます。そのため、ワンルームから1Kくらいの間取りの部屋の引っ越しに適しています。多くの引っ越し業者が使用している軽トラックは、高さを確保しているため、背の高い家具なども運べるようになっています。

軽トラックは小回りが効くため、道幅が狭い道路にも対応しやすいです。そのため、比較的狭い道での引っ越しでもスムーズに荷物の積み下ろしができます。

積み込める荷物例

冷蔵庫(2ドア)、洗濯機、シングルベッド、テーブル、テレビ(16インチ)、テレビ台、掃除機、電子レンジ、扇風機、カラーボックス、ダンボール10個

2トンショートトラックで運べる荷物量

2トンショートトラックは、2トントラックの標準的なサイズです。ワンルームから2K程度の部屋の間取りに適していて、ダンボールは20箱ほど積むことができます。荷台は約3畳半のスペースがあり、単身パックでは運べないような大きな家具なども運べます。

一人暮らしで荷物量が多い人、新居で家具を買いそろえる予定の2人暮らしの引っ越しなどに向いています。

積み込める荷物例

洋服ダンス、食器棚、メタルラック、自転車、冷蔵庫(2ドア)、全自動洗濯機(縦型)、シングルベッド、テーブル、テレビ(16インチ)、テレビ台、掃除機、電子レンジ、扇風機、衣装ケース、布団、カラーボックス、ダンボール20~30個

2トンロングトラックで運べる荷物量

2トンロングトラックは、2トンサイズトラックの大型モデルです。部屋の間取りでいうと2Kから2DKほどの広さの引っ越しに適しています。ダンボールは20~30箱ほど詰むことができます。

荷台は約5畳のスペースがあり、同じ2トントラックでもショートとロングではかなりの違いがあります。車の大きさや積載量も異なり、料金にも差が出るため、どちらのサイズが適しているかよく考える必要があります。

積み込める荷物例

冷蔵庫(ファミリータイプ)、ドラム式の洗濯機、食器棚、本棚、セミダブルベッド、ふとん袋、液晶テレビ(42インチほど)、電子レンジ+レンジ台、机といす、カラーボックス(3)、ハンガーボックス10個、衣装ケース10個、ダンボール10~20箱

3トントラックで運べる荷物量

3トントラックは、2~3人家族の引っ越しに向いています。部屋の間取りでいうと2Kから2DKほどが対象で、ダンボールは30~50箱ほど積むことができます。高さがあるため、衣装を畳まずに梱包できるハンガーボックスも積むことができます。

2トントラックよりもサイズが大きいため、積載量も増えますが、車幅がある分、取れる道幅に制限がかかる恐れがあります。道が狭いと通れない可能性もあるため、旧居や新居付近の道路に十分な幅があるかどうか、事前に確認しておきましょう。

積み込める荷物例

自転車、大型冷蔵庫、ドラム式洗濯機、液晶テレビ(大)、洋服ダンス、整理タンス、食器棚(大)、メタルラック、サイドボード、テーブルといす、セミダブルベッド、布団袋、ソファ(2人掛け程度)、電子レンジ、コタツ、デスクトップパソコン、ハンガーボックス5個、ダンボール30箱

4トントラックで運べる荷物量

4トントラックは、一般的な引っ越しで使われるトラックとしては最大サイズです。2LDKや3Kほどの部屋の荷物量に相応しいサイズとなっています。荷台は8畳ほどのスペースがあり、ダンボールは40~65箱ほど積むことができます。

4トントラックはかなりサイズが大きいため、引っ越し作業中に道路をふさいでしまう恐れがあります。対向車が通れるだけの道幅がないと使用できないため、4トントラックを利用する際は、引っ越し業者とよく相談しておきましょう。

積み込める荷物例

ダンボール40~60個、家電一式、タンス類など家具一式、ベッド、ダイニングテーブル(4人掛けくらい)、食器棚、レンジ台などキッチン家具、本棚、布団人数分、衣装ケース

引っ越しのトラックサイズを決める3つの要素

引っ越しで利用するトラックのサイズは、以下の3つの要因によって決まります。

トラックサイズを決める要素
  • 運搬する荷物量
  • トラックの最大積載量
  • 道幅・駐車スペース

トラックサイズを決める要素①運搬する荷物量

引っ越しで使うトラックのサイズを決める最大の要因は、荷物量です。運搬する荷物量が少なくなるほど使用するトラックサイズも小さくなるため、引っ越し代が安くなります。逆に荷物量が増えるほど、トラックサイズも大きくなるため、引っ越し費用が高くなってしまいます。

そのため、業者は見積もりの段階で、どのトラックサイズが適切か判断しなければなりません。もしトラックのサイズが小さかった場合、引っ越し当日、荷物の積み残しが発生してしまいます。新たに別なトラックを手配すると、追加料金が発生するため注意が必要です。

トラックサイズを決める要素②トラックの最大積載量

引っ越しで使うトラックには、最大積載量が設定されています。サイズごとに乗せることができる荷物の重さが決められているため、たとえ荷物を置けるスペースが残っていても、最大積載量を越えてしまう場合は、それ以上、荷物を積むことはできません。

引っ越しの荷物量が多く、最大積載量を越えてしまう場合は、トラックのサイズを大きくする必要があります。

トラックサイズを決める要素③道幅・駐車スペース

大きいサイズのトラックになると、狭い道路が通れない可能性があります。そのため、引っ越しの際は旧居・新居ともに周辺の道幅について把握しておく必要があります。たとえば、引っ越しで4トントラックを使う場合、道幅が6メートル以上は必要になります。大きなトラックは交通の妨げにもなるため、くれぐれも注意が必要です。

旧居や新居の道幅が狭く、大きいサイズのトラックが通れない場合は、小さいサイズのトラックを手配しなければなりません。軽トラックなどで複数台に分けて荷物を運ぶことになるため、通常よりも余計に費用がかかってしまうケースもあります。

引っ越しトラックを選ぶ際の注意点

引っ越し用のトラックを選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

引っ越しトラックを選ぶ際の注意点
  • 荷物量を把握しておく
  • 最大積載量を越えないようにする
  • 旧居・新居の道幅を確認する

引っ越しトラックを選ぶ際の注意点①荷物量を把握しておく

引っ越し用トラックを選ぶ際、選んだトラックサイズが小さすぎると、荷物の積み残しが発生する恐れがあります。そのため、見積もりの段階でしっかり荷物量を把握しておく必要があります。当日に手配したトラックに荷物が積みきれないと、追加でトラックを手配するのに数万円ほどかかることもあります。

訪問見積もりではなく、電話やネットだけで見積もりを行う場合、正確な荷物量がわからず、積み残しが発生しやすくなります。訪問見積もりしてもらえば、業者がすべての荷物を把握した上でトラックサイズを選んでくれるため、追加料金がかかる心配もありません。

引っ越しトラックを選ぶ際の注意点②最大積載量を越えないようにする

引越し用トラックを選ぶ際は、トラックの最大積載量を確認しておきましょう。トラックはサイズごとに積める荷物量に制限があり、それを越えて荷物を積むと違反行為になってしまいます。違反点数・反則金・罰則などを受けるだけでなく、車体が重くなることで、運転しづらくなってしまう危険性もあります。

とくに軽トラックの最大積載量は350kgと、ほかのトラックよりも少ないため気をつけれなければなりません。本などはかなりの重要になるため、もし書籍をたくさん持っている場合は、別の運送方法を検討してもいいでしょう。

引っ越しトラックを選ぶ際の注意点③旧居・新居の道幅を確認する

引っ越しの際には、旧居・新居周辺の道幅や駐車可能な場所について事前に確認しておきましょう。トラックのサイズが大きいと、通れる道に制限がかかり、遠回りしなければならないケースもあります。そうすると、作業時間が想定よりもかかってしまう恐れがあります。

こうした状況を避けるためにも、事前に周辺状況を把握して、しっかり引っ越し業者に伝えることが大切です。また、道幅以外にも、一方右通行や時間帯による進入禁止といった要素についても確認しておく必要があります。

トラックサイズを指定する積み切りの引っ越しプランについて

積み切りプランとは、契約したトラックに積める荷物だけを運搬するサービスです。自分で運ぶのが困難な大型家具や金庫など、重量がある荷物の引っ越しの際によく用いられるプランです。

トラックサイズを指定する積み切りのメリット

トラックサイズを決めてしまい、それに積めるだけ荷物を積む、積み切りのメリットは、通常の引っ越し料金よりも安いことです。とくに近距離の引っ越しに積み切りは向いています。乗車では運べないような大型家具・家電を運びたい際は、積み切りプランが便利です。

トラックサイズを指定する積み切りのデメリット

積み切りのデメリットは、荷物が積みきれなかった場合に、料金が割高になる可能性があることです。トラックを決めてしまい、それに乗らなかった分の荷物は自力で運ぶことになります。自家用車で運べるほどの荷物ならば、それほどの負担にもなりませんが、車に乗りきらないくらいの荷物量だと、運ぶのに余計にコストがかかる恐れがあります。

積み切りでの引っ越しは、見積もり時にどのくらいの荷物が乗せられるのか引っ越し業者が説明しますが、実際に運搬できる荷物量と、利用者がイメージした荷物量に大きな差があり、トラブルにつながるケースもあります。

トラックをレンタルして引っ越しする方法

自分でトラックをレンタルして、引っ越しすることも可能です。単純に料金だけ比べれば、自力でトラックをレンタルしたほうが安く済むことが多いです。

トラックはサイズや種類によって必要な免許証が異なりますが「最大積載量2t未満、車両総重量3.5t未満」のトラックであれば、普通免許で運転可能です。

トラックはレンタカーショップでレンタルすることができます。

トラックレンタルの料金相場

トラックは全国のレンタカーショップでレンタルできます。レンタルする場合の料金相場は以下のようになっています。(12時間レンタルすることを想定しています)

トラックのサイズ荷物量料金相場
軽トラック1R・1K程度
単身者
5,000~8,000円
2トンショート1K・1LDK・2K程度
2人暮らし
12,000~20,000円
2トンロング2K・2DK程度
荷物が多い2人暮らし
15,000~25,000円
3トントラック2LDK以上
2〜3人家族
20,000~30,000円
4トントラック3LDK以上
3〜4人家族
30,000~40,000円

トラックレンタルでかかるその他の費用

引っ越しでトラックをレンタルする際、トラック自体のレンタル料金のほか、ガソリン代などがかかります。ほかに乗り捨て料金や免責補償料金といったオプション料金が発生する場合もあります。

レンタカーで事故を起こした場合、レンタカー会社が加入している自動車保険から保険がおります。ただ、レンタルしているほうの負担もゼロではありません。たとえば、契約内容に「免責額50,000円」と指定されていれば、事故を起こした場合に50,000円までは負担しなければなりません。

この免責額を払わなくていいようにするのが免責補償料金です。免責補償料金はだいた1,000円から2,000円かかりますが、慣れないトラックの運転で事故を起こす可能性があるため、できれば支払っておくようにしましょう。

引っ越しのトラックサイズについてのよくある質問

引っ越しのトラックサイズについてのよくある質問とその答えをまとめました。

よくある質問
  • トラックをレンタルして引っ越しをするデメリットは?
  • 引っ越し業者のトラックに乗せてもらうことはできる?
  • 普通免許で2tショートトラックで引っ越しできる?
トラックをレンタルして引っ越しをするデメリットは?

トラックをレンタルして引っ越す場合、荷物の積み下ろしも自分でしなければなりません。また、荷物や部屋を破損した場合の保証もありません。荷物を壁にぶつけてしまったり、割れ物を落として壊してしまったりしても、すべてが自己責任となります。

引っ越し業者のトラックに乗せてもらうことはできる?

引っ越し業者のトラックに同乗するのは、法律上禁止されています。「貨物自動車運送事業法」では、人間はもちろん、犬や猫などのペット、観葉植物なども乗せることができないと定められています。

普通免許で2tショートトラックで引っ越しできる?

普通免許の取得時期によって、運転できるトラックのサイズが変わってきます。平成29年3月12日以降に免許証を取得した場合、普通免許では2tショートトラックは運転できません。それ以前に免許証を取得した場合は普通免許でも2トンショートトラックの運転が可能です。

引っ越しトラックのサイズについてのまとめ

引っ越しのトラックサイズについてまとめました。

引っ越しのトラックのサイズを決める要素
  • 運搬する荷物量
  • トラックの最大積載量
  • 道幅・駐車スペース
引っ越しのトラックサイズを選ぶ際の注意点
  • 引っ越しの荷物量を把握しておく
  • トラックの最大積載量を越えない
  • 旧居・新居周辺の道幅を確認しておく
トラックをレンタルする場合の料金相場
  • 軽トラック 5,000~8,000円
  • 2tショート 12,000~20,000円
  • 2tロング 15,000~25,000円
  • 3トントラック 20,000~30,000円
  • 4トントラック 30,000~40,000円

引っ越しでたくさんの荷物を運ぶ場合、トラックは書かせません。引っ越しで運搬する荷物量によって、適切なサイズのトラックが変わってくるため、まずは正確な荷物量を把握することが大切です。

トラックサイズが大きくなると、道幅が狭い道路に入れない可能性があります。そのため、トラックを使って引っ越しをする際は、旧居・新居周辺の道幅についてもしっかり確認しておきましょう。

自分でトラックをレンタルして、引っ越す方法もありますが、自分で荷物の積み下ろしをしなければならないため、かなり大変です。とくに長距離を運転した後に、重い荷物の積み下ろしはかなりの負担になります。

そのため、荷物量が少ないケース以外では、引っ越し業者に依頼するのがおすすめです。

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