民族藝術学会 > 学会誌『民族藝術』 > 第25号

民族藝術 VOL.25

目次

特集 台湾の民族藝術

  8 足立 崇  カラーグラヴィア:台湾の建築と風光

 25 足立 崇  日本統治時代における台湾建築史研究

 31 趙 天儀  台湾現代詩の変貌

 37 翁 玲玲  身体の転換:刺青の社会的・文化的意味

 44 野林厚志  文化資源としての創作物―― 原住民族芸術をめぐる民族の関係性

 50 近藤秀實  「臘八粥」と「お事汁」―― 日中年中行事比較考

 57 楊 惠如  新竹県芎林郷における客家獅子舞団体の研究

 66 林 佳雯  西港の王船祭―― 儀式活動における異常行為およびその社会的意味

 74 鄭 夙恩  伝統工芸から文化創意的産業への飛躍の可能性をめぐって―― 苑裡鎮におけるイグサ工芸の発展を例に

 79 味岡義人  台湾膠彩画の誕生

 84 飯尾由貴子 陳進の女性像と地方色 1930年代の作品を中心に

 91 小林善帆  植民地台湾の高等女学校と礼儀作法空間


民族藝術学の諸相

100 竹内幸絵  日本の広告表現の黎明:「単化」デザインの登場――「美人画」ポスターからモダン・デザインへ

111 板谷 徹  近世琉球の対薩摩関係における芸能の役割

119 山本真紗子 京都博覧会に見る京都での「美術」概念の受容

127 山辺寛史  古代アンデス文明出土染織品の年代特定と使用獣毛同定の試み

135 三村泰臣  東アジア民間祭祀の藁人形

142 山﨑一司  神楽の宇宙 花の世界―― 中絶した豊根村山内の花祭りをめぐって

152 青木啓将  現代刀の作風―関の刀匠の作品の事例から

158 ムジュムダール・アシュトシ

        和紙概念が変化したその時

164 龍村あや子 中央・西アジア音楽文化の比較研究に向けて―― ウイグルの伝統を中心に

177 張 澤珣  画像から石碑刻まで―― 北魏道教造像碑の芸術を論ず

189【報告】松本 弥

        郵便切手で見るパレスチナの歴史

199【報告】薛 羅軍

        侗族の伝統音楽文化研究に関するフィールドノートから


第5回木村重信民族藝術学会賞

204 大橋 力  天野文雄著『世阿弥がいた場所―― 能大成期の能と能役者をめぐる環境』


書評

206 伊東信宏  谷正人著『イラン音楽:声の文化と即興』


展覧会評

209 木村重信  「アジアとヨーロッパの肖像」

215 土田真紀  「生活と芸術―― アーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸まで」


大会報告

219 神林恒道  第24回民族藝術学会台湾大会報告


222 彙報


民族藝術学会トップページへこのページの先頭へ


2016年3月15日更新

民族藝術学会

連絡先

Copyright 2005-16 Society for the Ethno-Arts. All rights reserved.