8 小澤 弘 カラーグラヴィア:江戸の色と形
25 河野元昭 江戸の色
35 森 道彦 《若一王子縁起絵巻》と狩野尚信
44 松島 仁 「古法眼」の規範を超えて―― 三十六歌仙絵扁額における狩野探幽の「一変」
53 山本ゆかり 半身像を描く―― 〈美人大首絵〉の成立と上方
60 伊藤紫織 江戸の「唐画」 雪舟流、南蘋派、南画
64 黒川真理恵 京都の版元阿波屋定次郎の出版活動について―― 出版物と所在地の変遷を中心に
75 梅田真代 鳥居清満画《文を書く遊女》考
83 兒玉絵里子 紅型の踊衣裳―― 伝統芸能の場に於ける琉球王国末期から現代の色と形
92 櫻庭美咲 「ジャパン」漆黒を表象する輸出磁器
101 大貫菜穂 イレズミの変身機能―― 歌川国芳《通俗水滸伝豪傑百八人之一個》にみる「ほりもの」行為と絵柄の意味
110 八木玲子/中村明一/仁科エミ
〈江戸の音〉の超知覚構造―― 尺八の響きを対象として
116 山下正美 江戸時代の文献にみる「吹く」楽器としての口琴
124 森本雅子/河合徳枝
グルジア伝統ポリフォニーの音律構造について
130 上畑 史 セルビアにおけるロマのブラス―― 民俗文化からの逸脱
140 紺屋あかり 新しい「声の文化」として―― ベラウ詠唱文化における歌詞継承の事例から
146 毛塚実江子 消えた牡牛を追って―― 10世紀イベリア半島の聖書写本挿絵における動物象徴表現
154 米倉立子 聖性の転写―― エチオピア北部、チャルコット・セラシエ聖堂壁画の源泉と展開
164 上原真依 カルロ・クリヴェッリ《カステル・トロジーノ祭壇画》―― 売却関連記録を中心に
176 木村葉子 ロンドンの仮装芸術が語る奴隷貿易禁止法成立二百周年―― ヤア・アサンテワ・カーニバル・グループの「ヤアが知っている物語」を事例として
183 岡戸香里 転倒される伝統―― ジャワにおけるジェンダー交差表現の一例
190 坂本 勇 新石器時代に世界へ伝播した樹皮布/樹皮紙
198 三村泰臣 神楽における「白い布」―― 中国地方の民間神楽を中心に
206 湯浅健次郎 會津八一と古美術写真
215 伊藤敦規 現代北米先住民と博物館との協働資料管理―― ズニ博物館主導の「協働カタログ制作」プロジェクトを事例として
224 乾 淑子 「なにものかへのレクイエム―― 戦場の頂上の芸術」そして「京都日本画の誕生―― 巨匠たちの挑戦」
226 加藤玖仁子 白鳥信之 充満・静謐
228 外舘和子 化学繊維の布で創る21世紀的風合いのかたち―― 小野山和代のテキスタイル
230 深津裕子 橋本京子の環境デザインとしてのタピスリー
232 不動美里 Alternative Humanities―― もうひとつの人間像をめぐって
234 高橋英次 染め色の「におい」「手ざわり」「しらべ」―― きょうと現代染色アーカイヴ・Ⅰ
236 森口まどか アフリカで現代美術家であること
238 加藤類子 『京都日本画の誕生』展を観て/「森野泰明陶展」
240 伊從 勉 建築家坂倉順三の家具:成形合板の椅子の展開
242 中塚宏行 「現代アートの世界に輝く新星展」の開催をめぐって
244 吉村良夫 美術を通じて現代文明批判に達した2人
246 薗田 郁 二つの現場からみえた佐渡の文弥人形のいま
248 奥野卓司 歌舞伎はどこまでカブクのか―― コクーン、新感線、シネマをめぐって
250 佐々木千恵 死者と未だ生まれえぬものと―― 松島巌のコアガラスについて
252 後小路雅弘 アジア美術にリアリズムを探して
256 卜田隆嗣 伊東信宏著『中東欧音楽の回路―― ロマ・クレズマー・20世紀の前衛』
258 大髙保二郎 第26回民族藝術学会大会 概要報告
262 彙報
2016年3月11日更新
民族藝術学会
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