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『民族藝術』総目次

民族藝術 VOL. 1

  7 木村重信  発刊の辞

  9 写真=井上隆雄/解説=内海涼子 ニアス島の造形芸術

 25 梅棹忠夫・木村重信 対談―― 全人類の巨大なる芸術的遺伝子プールをめざして

 33 藤井龍彦  アンデス文明の土器 その色と形をめぐって

 53 中村保雄  能面の芸術性 信仰・芸能的仮面から芸術的仮面へ

 65 福本繁樹  セピックの彩色土器

 89 吉本 忍  ヒンドゥ・バリ教の供物、その象徴的世界

117 森田恒之  南太平洋の白 ニューギニアとオーストラリアの例から

125 大谷紀美子 バーラタ・ナーティヤムの表示的表現


133 盆踊り考

134 谷村 晃  はじめに

137 谷村 晃  十津川村の盆踊りと山 その風土論的考察

144 馬淵卯三郎 武蔵の盆踊り

152 中川 真  盆踊りにおける内なるものと外なるものの相互作用

160 山口 修  盆踊りにおける時空間のめぐり

165 森永道夫  「芸能」の場の特質とその構造 奈良県十津川村の「盆踊り」の事例を中心に

170 岩井正浩  宇和海一帯の盆踊り 衰退・復活と現代的意味


177 福永重樹  現代ガラス造形における方法性と諸国の役割

193 長坂 讓  一文明史観より見た芸術の先導的役割

197 宮島久雄  第1回大阪国際デザイン・フェスティバル報告

200 肥塚 隆  インド・仏教美術の三つの展覧会

203 嶋本昭三  メールアートに於ける民族の特性


206 元井 能  書評

208 高橋晴子  新刊紹介


210 彙報

214 編集理事より


民族藝術 VOL. 2

朝鮮半島の芸術

  8       李朝の屛風

 21 吉田宏志  李朝屛風絵考

 32 伊藤郁太郎 朝鮮陶磁の特質

 42 河田 貞  高麗時代螺鈿器にみる請来技法の国風化

 53 志村哲男  朝鮮の音楽

 60 板谷 徹  神々の憑依と演戯・序説

 72 森永道夫  わが国と韓国の「芸能」にみる伝承形態の差異


民族芸術の諸相

 82 元井 能  民族芸術と風土

 84 加藤玖仁子 進化する〈繊維の芸術〉

 98 小川 勝  人物像の登場

110 伊東一郎  カンディンスキーの民俗学調査について

120 岩間 香  土佐派と堺衆の肖像画

131 内田るり子 北部タイ少数民族の生活と音楽

146 山田陽一  音のなかの制度

164 川森博司  口承説話と民俗社会


民族芸術とは何か

171 谷村 晃  シンポジウム「民族芸術とはなにか」をめぐって

174 川野 洋  民族芸術の論理

176 櫻井哲男  民族芸術学の独自性を考える

178 前川道郎  民族芸術学とは何か


展覧会評

182 大村正子  トルコ文明展に寄せて

186 長井五郎・ひろいのぶこ テキスタイル・オブ・オールド・ジャパン展報告

189 井口喜晴  山岳信仰の遺宝展評


193 岡林 洋  書評

195 彙報


民族藝術 VOL. 3

インドネシアの芸術と文化

  8       ボロブドゥール

 21 田村隆照  ボロブドゥールの構成と美術

 25 千原大五郎 民族芸術としてのボロブドゥール

 34 松本 亮  ワヤン図像の由来をめぐって

 42 中川 真  バリの儀礼と音楽

 57 鳴海邦碩・Ardi P. Parimin ジャワとバリに見る集住体の構成

 77 肥塚 隆  ボロブドゥールの説話画とテクスト

 91 川口明子  スンダ (西ジャワ) の音楽

100 吉田裕彦  インドネシアの民族と文化


民族芸術学の諸相

116 鈴木道子  芸能の儀礼化・儀礼の芸能化

125 吉田憲司  秘密結社「ニャウ」の仮面

137 卜田隆嗣  文化としての鳥の声

144 真鍋俊照  チベットと日本の曼荼羅

159 岡林 洋  民族芸術の本質と範囲

168 吉川周平  芸能の要素、その機能

176 藤田隆則  騒ぎたての美学

188 細井雄介  リーグルのオリエント古絨毯論


シンポジウム

196 川野 洋  「内と外―民族芸術調査の方法」報告

199 鈴木正崇  民族芸術学の方法

202 中川 真  民族芸術の調査方法をめぐる諸問題


劇評

210 林公子・中川真 大阪国際人形劇フェスティバル


展覧会評

215 水尾比呂志 日本民藝館創立五十周年記念展の意義


書評

216 川森博司  ヤン・ヴァンシーナ「歴史としての口頭伝承」


218 彙報


民族藝術 VOL. 4

身体と装い

  8 福本繁樹  南太平洋

 25 福本繁樹  南太平洋の身体装飾

 28 市川 雅  身体文化―空間的、時間的構造

 35 一柳智子  ネワール族の舞踊ガン・ピャカン

 48 市川重治  消滅期の南東文身

 58 五味充子  唐代婦人像の髪型と服飾

 75 レガの仮面と社会


民族芸術学の諸相

 90 小林法子  筑前筥崎宮の御神幸図

102 谷一 尚  金層ガラス珠の技法と伝播

110 山本輝雄  黄檗宗寺院の建物における黄檗天井〔形態〕と前面一間通り吹き放し部分〔空間〕について

121 三浦暁子  Kain Kebat文様の分類

130 奥野卓司  諸民族の芸術にみる「近代の視覚」の形成と変容

137 小川 勝  暗闇の力

145 シルヴァン・ギニャール 筑前琵琶における伝統伝承の手段としての演奏

154 土田真紀  グラスゴーとウィーン


シンポジウム

162 大谷紀美子 「民族芸術と性」について

165 大丸 弘  服装における性の差別

168 橋本綾子  日本美術史における性

170 吉田憲司  文化の中の男性と女性


展覧会評

172 中村保雄  「神々のかたち―仮面と神像」展


書評

174 岡林 洋  木村重信編著「民族芸術学―その方法序説」


176 彙報


民族藝術 VOL. 5

アフリカの芸術と生活

  8 森 淳   カラー特集/西アフリカ・トーゴ北部の土器

 25 森 淳   西アフリカ・トーゴ北部の土器

 29 井関和代  アフリカの絞り

 43 渡辺公三  布の始原

 57 端 信行  王の仮面

 68 遠藤保子  ヨルバの舞踏と音楽

 76 澤田昌人  夢にみた歌


民族芸術学の諸相

 86 大村正子  トロイの人面付き土器とその時代

 99 冬木偉沙夫 漆工の装飾技法と類似する、メキシコの塗り物における装飾技法

113 朱 家駿  文化大革命以後の中国における「民族管弦楽」

120 西垣安比古 李朝の庭「瀟灑園」の場所論的考察

131 榊原吉郎  写生画の論理

137 鵜飼正樹  「いつものくだん」・「ええように」・「よろしく」

143 美濃ちどり 前衛画家古賀春江とモンタージュ的作品


156 長廣敏雄・谷一尚 対談 中国古代青銅器文明

162 守屋毅・依田義賢・木村重信・茂木栄・野田真吉・大森康宏 シンポジウム 民族芸術と映像

165 谷一 尚   展覧会評 シルクロード大文明展

170 大谷紀美子 インド4大舞踊の公演をみて

174 栗田博之  スティーブン・フェルド著「鳥になった少年」


176 彙報


民族藝術 VOL. 6

ブータンの儀礼と芸能

  8 藤井知昭  カラー特集/ブータンの儀礼と芸能

 25 藤井知昭  ブータンの文化とそのダイナミズム

 33 長方正博  ブータンのシャブタ~身体・運動・速度

 44 馬場雄司  ブータンの新築儀礼

 60 八木祐子  ブータンの悪霊祓い

 76 鈴木道子・金子英一 ブータンにおけるケサル信仰の諸相(ケサルとハンタの儀軌解説)


民族芸術学の諸相

 88 中川邦昭  写真鏡が日本の近世洋風絵画に与えた影響について

103 大橋力・河合徳枝 バリ島のガムランにおける快感発生のメカニズム

119 金 両基  韓国東海岸別神クッ

127 成海邦碩  細長敷地とアーケード

136 春日井正人 三河の念仏踊

149 小島悌次  円空仏にみる信仰の形

158 吉見静子  滋賀県北部と隣接地域の民家

174 仲万美子  「日本音楽」に対する内・外の目

180 大塚拜子  三味線の指使いにおける中指の意義


185 岡田 功  公演評 音楽において「インターナショナル・ヒストリシズム」は可能か


188 彙報


民族藝術 VOL. 7

北方の文化と芸術

  8 大塚和義  カラー特集/アムール川流域の文化の芸術

 25 大塚和義  アムール川流域における伝統文化の現在

 36 岡田淳子  アラスカエスキモーの芸術

 51 加藤九祚  アムール川下流部諸民族の文様の起源について

 61 佐々木史郎 アムール川下流域諸民族の装飾文様


民族芸術学の諸相

 74 乾 淑子  トバ・バタク族の透視図法的絵画

 90 卜田隆嗣  ボルネオ島プナン社会の音とカミ

 97 太田恵津子 アメリカンキルトの伝統―ペンシルヴァニア

108 小川 了  聖なる芸術、俗なる芸術

115 武井正弘  霜月祭祀の世界

129 中司淳子  『Death Destruction & Detroit』との比較による『DD & DⅡ』の上演分析


シンポジウム アジアのコスモロジー

138 岩田慶治  民族芸術とコスモロジー

140 大橋 力  アジア的パフォーマンスのコスモロジー

142 吉川周平  アジアのコスモロジー


143 岩井正浩  書評 『民族音楽叢書』(藤井知昭 監修)

146 小川 勝  展覧会評 赤道アフリカの仮面


148 彙報


民族藝術 VOL. 8

漆の道―造形と加飾からみた民族性

  8       カラー特集/漆の道―造形と加飾からみた民族性

 25 鈴木規夫  日本の漆芸

 31 灰野昭郎  近世・近代の輸出漆器の場合

 38 北村昭斎  螺鈿技法の受容と展開

 45 河田 貞  朝鮮半島の古代漆器に見る民族性

 52 高橋隆博  李朝の螺鈿

 59 徳川義宣  琉球

 67 金子量重  籃胎漆器考

 80 志村哲・幸野智子 漆に秘する音


民族芸術学の諸相

 88 伊東信宏  ベーラ・バルトークにおける「農民音楽」の概念

 93 後小路雅弘 フィリピン現代美術と「物語」

108 島岡成治・西垣安比古 台湾ヤミ族の神話と〈住まい〉

121 佐藤正彦  台湾ルカイ族の民居

134 小川 勝  見返り動物像

143 正田夏子  能面と能装束の意匠表現について

156 小山清男  北斎富嶽図の絵画空間


シンポジウム パフォーマンスの知

170 中川 真  パフォーマンスの知

171 河合徳枝  バリ島のパフォーマンスにみる表現戦略と社会制御メカニズム

174 端 信行  文脈的意味の喪失と再生

176 神澤和夫  古典の現代化の試み


179 福本繁樹  展覧会評 かたちが語る―世界の形象土器展

182 水野信男  書評 Tradition and its future in music (Report of SIMS 1990 OSAKA)

146 小川 勝  展覧会評 赤道アフリカの仮面


184 彙報


民族藝術 VOL. 9

南アメリカの先史藝術

  8       カラー特集/南アメリカの先史藝術

 25 大貫良夫  先史アンデス文明の宗教芸術のはじまり

 37 加藤泰建  アンデス形成期の祭祀建築

 49 関 雄二  中央アンデス地帯における土器制作のはじまり

 60 藤井龍彦  アンデスの染織文化

 71 山崎 脩  南米アンデス・インカに至る素材と表現の間

 80 冬木偉沙夫 アンデスの工芸紀行

 90 岡村 淳  アマゾニアの先史岩画面遺跡


民族芸術学の諸相

104 金 巴望  朝鮮王朝の茶礼にみる中世の外交

111 肥塚良三  高麗の金属器と陶磁器について

119 岡田暁生  パロディー・色彩・構造

125 内藤久子  チェコ音楽における「地方主義(Regionalismus)」

130 佐藤鶴麿  内宮御正体と籠神社の伝世鏡

136 林美奈子  現存の人形戯による『三番叟』

142 福本繁樹  日本人と「染め」


報告

148 大村正子  前2千年紀アナトリアの印章

156 佐々木重洋 東北地方・『力マガミ』仮面の過去と現在

166 岡林 洋  祝祭とアート・ナウ


大会報告 民族藝術と現代

172 細井雄介  シンポジウムについての報告

173 水尾比呂志 民族藝術と現代 基調報告

174 木村重信  民族藝術学とは何か

175 石田 正  民族学と藝術学

179 吉田直哉  民族藝術と現代造型

180 杉田繁治  民族藝術とメディア


183 窪田幸子  展覧会評 ふたつのアボリジニ展

187 坂根巖夫  展覧会評 淡路島で開かれた環境芸術祭


188 CONTENTS

191 彙報


民族藝術 VOL. 10

ガラス今昔

  8       カラー特集/ガラス今昔

 25 谷一 尚  中国ガラスの始源と展開

 43 北澤洋子  初期中世カロリング朝のガラス

 51 木俣元一  ゴシックのステンド・グラスを読む

 62 真道洋子  エジプトにおけるイスラーム・ガラスの展開

 70 川松康人  スペインのガラス

 77 武田 厚  ボヘミアの旅

 89 井上暁子  江戸期のガラス―「ぼんびん」をめぐって

 98 舩木倭帆  私のガラス人生


民族芸術学の諸相

108 秋山光文  インド仏教説話美術の一側面

116 三苫佳子  世阿弥の遊楽観

120 柿木央久  ボサ・ノヴァの構造

125 内海涼子  ロンボク島ササック人の染織と衣装

141 木戸敏郎  曼荼羅を図形楽譜とみなして


第九回全国大会報告「すまいと藝術」

146 田原直樹/T・ヨヨック・W・S/鳴海邦碩 ジャワの住居における接客のための空間の重要性

156 イカプトラ/鳴海邦碩 ジャワの宮廷都市のコンテキスト保存の一方法

164 永原惠三  声に住まう音楽・音楽に住まう声

168 藤田隆則  居座の歌い手は上演に必要不可欠な一役であったか?

176 前川道郎  シンポジウム「すまいと藝術」についての報告


178 大橋 力   展覧会評 独創性信奉への"偉大なる"挑戦


183 CONTENTS

184 彙報


民族藝術 VOL. 11

特集:獅子

  8 大橋 力  カラー特集/楽園にいきる黄金の獅子たち

 25 木村重信  女神のシンボリズム

 37 衛藤 駿  中国の獅子

 49 中森義宗  「獅子」の図像

 57 河野正文  水系制御と獅子の祭り

 67 河合徳枝  バリ島の獅子バロン

 81 金 両基  韓国の獅子と獅子舞

 87 秋山光文  インドにおける“獅子”の表現

101 石田佳也  日本の獅子文様


民族芸術学の諸相

112 小池寿子  「死の舞踏」の起源と成立をめぐって

122 岡田裕成  17世紀セビーリャにおける聖像受容

130 中谷哲弥  東インドにおける宗教音楽の現状

139 松尾芳樹  六角堂能満院仏画粉本

148 泉 万理  海を渡った金の屛風

156 河原由紀子 近世小袖における『小倉百人一首』の意匠表現

165 佐々木千恵 “部族のオブジェ”から〈芸術〉への変容


173 福本繁樹  展覧会評 「染め」その日本的なものへの問い

176 板倉壽郎  第十回全国大会報告「文化往来」


177 CONTENTS

178 彙報


民族藝術 VOL. 12

特集:太陽

  8 佐藤 旭  カラー特集/世界の太陽

 25 大林太良  太陽の信仰、太陽の神話

 30 藤田治彦  西欧の太陽

 37 谷一 尚  寧夏・賀蘭山岩刻画における「太陽」表現と中央アジア

 50 鈴木まどか 太陽信仰のエジプト

 56 曽布川寛  中国古代の太陽表現

 62 真鍋俊照  インドにおける太陽神 (スールヤ)

 68 勝又俊雄  古代ギリシャ、ローマ、地中海地域の太陽

 78 熊谷俊美  第5の太陽


民族芸術学の諸相

 92 五十嵐ジャンヌ ニオー洞窟における動物の個別的表現と〈記号〉

101 佐々木重洋 「民族芸術」における「伝統」と「近代化」

112 内海涼子  インドネシアにおける筒状の衣装

123 貞包博幸  入江長八と豊前豊後の鏝絵

130 由比邦子  中部ジャワの奏楽舞踊図浮彫に見る舞踊と音楽

139 板坂真季  丸い頭

149 藏道佳子  作曲家、楽譜、パフォーマンスの関係から見た『ポーギーとベス』


大会報告

158       セッション「現代造形と民族性」

176 谷村 晃  第11回全国大会報告「民族の四ツ辻」


177 CONTENTS

178 彙報


民族藝術 VOL. 13

特集:沖縄のからだ・いろ・おと

  8 板谷 徹  カラー特集/琉球の身ぶり

 32 大城ナミ  琉球舞踊の女立ちについて

 39 花城洋子  動作学からみた“女立ち”

 47 片岡 淳  沖縄の服飾と“からだ”

 50 水尾比呂志 造形 (工藝) における沖縄

 58 佐藤文彦  「御後絵」琉球国王の肖像画

 66 浅野春男  沖縄的色彩をめぐって

 73 仲井間憲児 琉球語の色彩表現

 80 浅野春男  展覧会「沖縄的色彩は存在するか」

 91 山口 修  外から見た沖縄の音

 95 大城冝武  ウチナー・ポップの展開

105 中村 透  パネル・ディスカッション「沖縄の“おと”―ポップ・ミュージックと伝統性」


民族芸術学の諸相

112 中川邦昭  写真鏡 (カメラ・オブスキュラ) の変遷

120 北澤洋子  ガラス凸面鏡と絵画空間

127 宫崎興ニ  高次元から見た異形の偶像

134 足立祟/西垣安比古 台湾ヤミ族の主屋落成礼

143 田尻陽一  ラ・アルベルカの聖母マリア被昇天祭における豊饒儀礼の構造

152 藤井龍彦  伝統の再生へ:ペルー北海岸、チュルカナスのやきもの

161 田井竜一  ララアハ・音・音楽芸能


大会報告

170 永井信一  第12回全国大会報告「沖縄のおと・からだ・いろ」

171 川口幸也  書評『20世紀におけるプリミティヴィズム』(日本語版)

174 千野香織  展覧会評「インサイド・ストーリー―同時代のアフリカ美術展」


177 CONTENTS

178 彙報


民族藝術 VOL. 14

特集:染織の始源と現代

  8 福本繁樹  カラー特集/染織の始原と現代

 27 福本繁樹  南太平洋の染織文化

 37 長野五郎  圧縮フェルトと織フェルトの民族技術

 46 井関和代  祖先の布:アフリカの樹皮布の様相

 55 ジョリー・ジョンソン (訳 久保博嗣) 正倉院花氈文様技法についての一考察

 62 関島寿子  北アメリカのバスケタリー:伝統と新しい波

 72 滝沢秀一/阿部恭平 越後アンギン

 84 角山幸洋  編物から織物へ

 93 渡辺万知子 インドネシアのバティック産地の現状と現代のバティック

104 山口道夫  繊維造形とテキスタイルデザイン

116 加藤玖仁子 クリストとジャンヌ・クロードによる「梱包された国会議事堂, ベルリン, 1971‐1995」

127 金子賢治  国際ローザンヌ・タピストリー・ビエンナーレの基礎概念と工芸的造形


民族芸術学の諸相

142 朱 家駿  音楽の「器」考

148 川野 洋  Folk Aesthetics (民俗美学) の新構築

156 澤井万七美 九世市川團十郎と「人形振り」

162 内海 顕   変わりゆく環境、変わらない風景

170 横山泰子  岡本綺堂と江戸の怪談

176 大久保恭子 マティスの作品と言説

182 内藤久子  民俗主義のオペラ

190 金採元 (恩漢) 旧帝時代と朝鮮の近代舞踊


大会報告

196 加藤類子  書評 福本繁樹著『「染め」の文化 染み染み染みる日本の心』

198 近藤秀實  第13回民族藝術学会全国大会報告


199 CONTENTS

200 彙報


民族藝術 VOL. 15

特集:ツーリズム TOURISM

  8 山口 修  序論 時空を超える諸民族の芸術

  9 内﨑以佐美 カラー特集/ハワイアン・ギター

 25 内﨑以佐美 ハワイアン・ギター:サウンドがハワイ観光へと人をいざなう

 49 伊藤友子  劇場での「観光」:バレエにおけるキャラクターダンス

 63 永原惠三  出会いの動的様相としてのツーリズム:柴田南雄の合唱作品にみる「旅」

 69 法月敏彦  旅の記憶:日本の古典芸能におけるヴァーチャル・ツーリズム

 74 前野雅彦  庶民の旅模様:富士山と善光寺

 84 神崎宣武  日本のツーリズム

 90 田中英道  17世紀支倉遣欧使節の旅:日本人の自己発見

 97 神林恒道  グランド・ツアーと「崇高」の発見


民族芸術学の諸相

104 藤田治彦  ウィリアム・モリスと民族芸術

110 清原佐知子 エミール・ノルデのプリミティヴィズム再考

119 二本木かおり 蔡明亮 眼をこらして聴こえてくる映画

127 中司淳子  多声演劇の試み:川村毅の『東京トラウマ』と『オブセッション・サイト』をめぐって

136 清水久美子 「小鍛冶」における能と文楽の扮装

146 宮本美紀  ウィーン祝祭週間の企画に見え隠れするウィーン気質


大会報告

154 神林恒道  ツーリズム TOURISM


156 田尻陽一  書評 天野文雄『能に憑かれた権力者―秀吉能楽愛好記』

159 原 聖   展覧会評 ケルト文化の実像を問い直す:好評だったケルト美術展から


民族藝術 VOL. 17

特集:バリ

  8 内海涼子  カラーグラヴィア:バリの染織

 25 内海涼子  バリの衣装の系譜

 34 深津裕子  バリ島における悪魔祓いの絣布

 42 河合徳枝/大橋力 バリ島の水系制御とまつり

 56 鳴海邦碩  バリ島の文化的環境変化に関する考察

 64 真﨑惠子  バリ・ガムランの歴史的展開:ガムラン・ゴン・クビャールの誕生を中心に

 88 内海 顕   バリ絵画の美術史:その諸特質および文化・社会的背景の回顧と分析そして展望

100 梅田英春  神々に捧げるワヤン:スクリーンのない影絵人形芝居「ワヤン・ルマ」にみる儀礼性

111 髙岡結貴  伝統としての需要:テレビを媒体としたバリの伝統芸能


民族芸術学の諸相

118 吉川周平  世阿弥がとらえた中世日本の神と鬼との身体動作の表現の相違:『風姿花伝』「第二物学条々」の「神」と「鬼」の条をめぐって

124 浅野和生  ゲミレル島のビザンティン聖堂群の周歩廊:建築技術の東西交流史に関する試論

132 仲万美子  京劇への異文化からの視線とその意義

138 仁科エミ/八木玲子/森本雅子 民族音楽における非記号・非知覚構造:モンゴルの伝統的歌唱法ホーミーを実例として

144 西村謙司  当麻寺二十五菩薩練供養にみる舞台空間の構造

154 福持昌之  奴振りの芸態

164 朴 善姫  ホーリスティックな精神とそのホーリーな効果:韓国シャーマンの成巫過程と心理生理的特性を中心として

175 岩澤孝子  身体表象にみる師のかたち:タイ最古の古典芸能ノーラーと師の表現

183 館美奈子  扇祭:熊野速玉大社・熊野那智大社の事例から

191 上羽陽子  インド・ラバリ族の民族衣裳にみる独自性と変容


大会報告

200         大会の概要

202  スリ・スルタン・ハメンク・ブオノX世 文化継承におけるクラトンの役割

    2000年5月30日:民族藝術学会第16回大会参加者のクラトン訪問に際して

207  イ・マデ・バンダム インドネシアの民族藝術

209  チョコルダ・グデ・プトラ・スカワティ バリ島民族藝術における王宮の役割

212  イ・ワヤン・グリア バリ島の民族藝術:独自性、機能および継承

214  木村重信  感想


218 彙報


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2020年7月29日更新

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